お正月から早、2週間。
霊源院もお寺としての日常が戻りつつあります。
水子供養、お墓参りの皆さんが毎日、普通にお越しくださいます。
ほっと致します。
今朝の新聞の読者投稿に、気になる投稿がありました。
寺のご住職の投稿。
昨今、話題のアマゾンのお坊さん手配に対するご意見。
仏教界、様々な所から抗議が集まっております。
そのご住職の投稿がとても真摯なご意見にて胸に響きました。
それは、現行の寺院が檀家制度に乗り、そして世襲制度にて繋がっているお寺の住職の甘い姿勢への強い批判。
そして、それに連なりアマゾンを支持致しておる人も、多いはずとのご意見。
時代の変化は止めようもありませんが、その中で、やはりお寺へ多くの方がお越し下さり、ご縁を増やしていくことこそが大事との主張。
全く同感です。
ともすると、大きなお寺は寺はこうあるべきと、高きところからからの目線にて、新しい工夫を致している方々を教条的に非難なされる場面に遭遇することもあります。
それが、いまのお寺へお越しの皆さんが減っている要因のひとつと感じられてなりません。
寺としての大本は譲れないのは当然とは思いますが。
お寺と言えば、観光の一環位でしかお越し頂けない悲しさ。
とは言え、自身は大そうなことも出来ませんし、力もありません。
が、幸いにこうしたらお寺へ皆さんお越し下さるのでは、そして、水子供養、お墓参りの皆さん、檀家さんから様々なご意見を頂きます。
お蔭さまにて、何時も申し上げてますように、日々絶え間なくご縁を頂けております。
努力を止めることなく、もっと多くの皆さんにご縁を頂き、お越しの皆さんからもこの寺と縁が出来て良かったと言って頂ける寺にと気を引き締めております。
1年は直ぐですが、日々の努力を忘れずにと思っております。
さて、温かい冬が続いておりましたが、いよいよ寒くなってまいりました。
どうか、皆さんお身体御自愛の上、日々の生活へ精進下さい。合掌