観音様の功徳が読まれた観音経。
正式には少し長いですが妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五(みょうほうれんげきょうかんぜおんぼさつふもんぼんだいにじゅうご)といいます。
この中では観音様の神通無礙(すべてを成し遂げうる力)な救世の働きを普門(広大な門)に例え、様々な人々の悩み、苦しみに応じて随時、その姿を変化させて救いの手を
全ての人々に差し伸べて下さることを語っています。
観音様が三十三に変身いたし、一心にお供養を致せば恐怖心を取り除き、救いの手を指し伸ばして下さると語られます。
周りにおられるご自身方のお友達、奥さん、ご主人、赤ちゃん、と様々に姿を変えて見守って下さると語られます。
でも、真摯にお供養を致し、仏の道を探す歩みを致してのことです。
観音様は菩薩ですので自分が救われることより他の人々を救うことを願い、我々一人、一人を黙々と彼岸(悟りの世界)渡そうとなされてる語られます。
お墓参りの皆さん、水子供養へお越しの皆さん、昨日お願い致しましたようにお寺へお越しいただきましたら、その感謝の念をお持ち頂き
本堂の千手観音様へ礼拝、合掌を先ずは願います。
昨日、お話いたしましたように霊源院のご本尊様は千手観音様です。
千手観音さんは千手千眼観音(せんじゅせんげんかんのん)とも呼ばれ、手は千手を四十二本の手で表し、多くの手は一つの手で救えなければ他の方法で救う覚悟を表してらっしゃいます。
是非、その辺を頭の隅に置き、お墓参り、蓮華堂、絆縁堂、地蔵堂へお参り頂きたく存じます。合掌