檀家さんの皆さん、永代供養墓のご縁の皆さん、そして水子供養にお越しの皆さんから、
時折にお仏壇へのお供え、お墓へのお供え、供養に繋がるお供えの致し方をお問合せ頂くことが御座います。
基本はこうしなければならないではなく、こうしたら亡くなられた故人、ご先祖様がお喜び下さるのではないかとのご自身への問いかけでなされば良いのではないでしょうか。
如在、この言葉の意味は「在ますが如く」いますがごとくと読み、お亡くなりの故人そしてご先祖がそこにいますよという意味です。
そこにおられるように、御膳を暖かいものは暖かくお供え致し、故人の喜んでくださりそうなもの、旬のものお供えする。
お花もその季節のお花をお供え致し共に花をめで、共に香りをかぐ。
今そこにお亡くなりの大事な方がおられると思いましたら、自ずと見えてくるものがあろうかと存じます。
蓮華堂(水子供養のお堂)の皆さんのお供えを見ていますとまさしく赤ちゃんが望むであろうお供えの多いことに感動致します。
今ここに自分があるということは決して偶然ではありません。
ご先祖様を含め無数のご縁の中で生かされていいると思えば、自然と感謝の気持ちが湧き、おそなえの仕方、供養の行い方も見えてくることと存じます。
ご先祖のお供養、赤ちゃんへの供養を通じて皆さんが命の尊さにお目覚め頂き、今ここに生かされている幸せを感じて頂きましたら有難く存じます。合掌