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禅の言葉、看脚下

2019.02.08

禅の言葉、看脚下。

昨日は座禅のことを少しお伝え致しました。

今日は禅の言葉を少し。

霊源院へ水子供養にてお越しの皆さん、法事、法要にてご縁の皆様がインターホンを押していただいて、

玄関にお入り頂きますと正面上に東福寺本山にかってお祀りされていました東福寺大仏様(明治期に焼失)の連弁(仏様のお尻の下にひかれている蓮の花)

が掛かっております。

その下に目を移しますと板に看脚下と墨書きされた板が御座います。

この、看脚下という言葉。

禅宗のお寺の玄関には多く見かける言葉です。

足元に注意、履物を脱いだらそろえるようにという意味かと存じます。

それと同時に宗教的な意味は自分自身への反省を促す言葉です。

今、自分が歩んでいる日々の生活、正しく過ごせているか、反省すべきところはないか問いかけてみなさいという言葉です。

今の自分はこれで良いのかなと一度立ち止まって自分の足元を見つめなおすことは大事かもしれません。

さて、これを書いているときも深々と冷えてきました。

明日から相当な寒波のようです。

くれぐれも油断の無きようお過ごし下さい。合掌

 

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