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自灯明(禅語)

2020.02.17

自灯明(じとうみょう)

水子供養へお越しの皆さんは御爺さん、おばあさん、或いはお寺の和尚がお灯明と言ってらっしゃるのをお聞きになったことがあろうかと存じます。

灯明、ローソクの明かりですよね。

蓮華堂は火の元のことからローソクはご遠慮頂いておりますが、仏壇、お墓には線香、ローソクは欠かせません。

正しく明かりです。

亡くなられた方々へ私はここに来ていますよと指し示す役割も担う明かり。

自灯明とは自らを明かりとせよ。との言葉です。

人は一人で生きていけない生き物であると同時に、一人で生きていかねばならぬ存在でもあります。

有難いことに、お父さん、お母さん、兄弟、友達、先生と多くの人々が明かりを灯し、道を指し示して下さいます。

でも、先ずは己の足元を己が照らし、間違わずに歩むことが先ずは大事です。

この私が光り輝く存在であることに気づき、足元を己が照らしながら歩いて行きたいものです。合掌

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