コロナウィルスによりお寺に限らず、あらゆる分野の行事が中止になる3月でした。
東福寺も様々な行事が中止になり、周りの塔頭寺院も彼岸会を実行か中止かで迷っていました。
霊源院もご案内はすでにお檀家さん、永代供養墓の皆さんへ出しておりました。
周りのお寺のご意見もお聞きいたしながら悩む日々がしばし続きました。
今年は人と人との接触を避けるため、本堂へお座りいただかず、水塔婆をお渡しいたしました後、本堂の廊下にてお焼香を頂き、
ご先祖へ、大事な故人への思いをお届け頂く形を思い切って取らさせていただき、春季彼岸会を挙行致しました。
皆さんがお参り、お焼香の間、私がご回向を横で続けさせて頂きましたので、皆さんへ感謝とご挨拶は出来ませんでしたが
充実した法要になり、多くの皆さんのご参拝が頂けました。
本当に有難う御座いました。
心よりお越しの皆さんへ感謝申し上げます。
又、共にお越しになれない皆さんからも多くのお供え、ご回向のお申込みを頂けました。
此方も深く感謝申し上げますと共にご依頼のご先祖、大事な故人の追善供養を思いを込めて致しましたことをご報告申し上げます。
本当に皆さんに支えて頂いている実感を持ちました。
少しでも早く、日本に限らず世界中、この災いが収まりますことを祈念致したく存じます。
さて次は8月1日の施餓鬼です。
様子を見ながら思案は致しますが、此方も又、変則の実行になる可能性も御座いますが何とか
工夫を致し、寺の使命たる先祖供養を履行致したく願っております。
本当に有難う御座いました、今後とも宜しくお願い申し上げます。
そして、水子供養へお越しの皆さんもマスクをつけお越し下さっております。
重ねてご縁に感謝致し、お礼申し上げます。合掌