毎日暗く、辛い報道を耳に致している中、昨晩の雷を伴った春の嵐は参りました。
布団の中で不安が増幅されていくような心持でした。
うって変わって、朝を迎えますと柔らかい陽射しに緑が輝く庭が目に飛び込んで参りました。
コロナの嵐が吹き止み、穏やかな日々が戻ることを祈るばかりです。
以前もご紹介致したかもしれませんが。
禅語に柳緑花紅(やなぎはみどりはなはくれない)という言葉があります。
柳は緑色、花は赤色。
全てはあるがままにそこに有るではないかという意味かと存じます。
当たり前のことなのですが、だからこそ気づかずに通り過ぎてしまいます。
周りの人たちの優しいご縁、ありふれた有難いものに気付きたいものです。
家で過ごさなければならないこの時期、一度見つめ直すことも大事かと思います。
そう考えればコロナウィルスの禍も生きてくる金言となるかもしれません。
無理のないところでお墓参り、蓮華堂(水子供養のお堂)参りを頂き、帰りには柳は緑花は紅を堪能頂きたく思います。合掌