お世話になります、オフィス石太郎です。
このたび、曽根造園さんにより本堂前の庭を改修していただきました。
曽根造園さんには、以前に山門前・玄関前・蓮華堂前の通路や庭の設計・改修をしていただきました。
それぞれの庭は、お参りの皆さんが、日々それとなく四季を感じていただける共有スペースとして改修されました。
このたび、本堂「普應殿」の前の庭も、他の庭と同様に、庭の中を歩いていただけるように改修され6月に完成いたしました。
お参りにお越しの檀信徒の皆さんや、水子供養にお越しの皆さんは、改修された新しいお庭に是非お入りください。
このたび改修されましたお庭ついて、色々とご住職に尋ねてみました。
本日はお庭について色々とお尋ねしますが、よろしくお願いします。
禅宗の庭には「枯山水」が多いのですが?
禅宗の寺の庭には枯山水が多いのですが、師匠の時代より庭には沢山の木々が植えられてまいりました。
私が生まれ育ったところは、飛騨山脈・木曽山脈・赤石山脈に囲まれた緑豊かな土地ということもあり、師匠より寺を引き継いでからも様々に植樹してまいりました。
このたび、庭を改修するにあたりまして、造園屋さんには「肩肘のはらない、緑の中で、ほっとできるような庭にしてほしい」と、お伝えしました。
翠陰苑という名前にされた理由について教えてください。
霊源院には、玄関前・蓮華堂前・本堂前・本堂東側に庭がございます。
「翠陰苑(翠陰苑)」についてですが、霊源院の敷地内にあるこれらの庭を総称したものとして名付けました。
「翠」は、文字通り木々の「みどり」という意味で、木々が囲む庭には相応しい字だと思います。
「陰」は、「かげ」と読みますが「隠れたところ」「目立たない」とう意味もございます。
皆さんはご承知だと思いますが、以前より庭には沢山のわらべ地蔵さんが隠れています。
木々に間から顔を出すお地蔵さんを思い浮かべ「翠陰苑」と名付けました。
本堂の前のお庭に「こもれ陽の庭」と名付けられた理由を教えてください。
完成後に私も歩いてみましたが、木漏れ日が心地よかったのが、とても印象に残っていました。
「こもれ陽」といたしましたのは、お地蔵さんが散歩される皆さんを「陰になり陽なたになり励してくださる」ということも考えて「陽」にしてみたのですが、解りにくかったですね。笑
今日は、お忙しい中、ありがとうございました。
改修された庭は、老若男女を問わず檀信徒の皆さんに楽しんでいただけるのではないかと思います。
庭のお地蔵さんは、お子さん達の健康を願って奉納してきたものです。
特に、子供連れでお越しの方にお参りいただけましたら幸いです。
永代供養墓の企画・設計・施工
京都市南区西九条蔵王町11
(有)オフィス石太郎
電話 075-693-7345