霊源院御開山、在先和尚。

2021.01.23

霊源院御開山、在先和尚

少し先ですが、3月4日は霊源院を開かれた御開山、在先和尚の祥月命日です。

祥月命日とは亡くなられたお方の正当、つまり亡くなられた月の、亡くなられた日を言います。

それ以外の11ケ月は月命日といいます。

霊源院のお檀家さん、永代供養墓の皆さんのご自宅に、私も月命日として毎月お参りさせて頂き、或いは又、故人の祥月命日参りとして1年に1度、お参りさせて頂いているお家も多いです。

さて、御開山とはこのお寺をお作り頂きました最初の特別な和尚さんです。

619回目の開山忌

そういう意味も含め、3月4日は霊源院にとっては特別な日なのです。

そのため世間の皆さんは故人を追慕なさる法事を1回忌、3回忌、7回忌、13回忌、17回忌、23回忌、27回忌、33回忌と努めていかれますが

お寺の御開山の和尚さんはご命日に毎年法事をお勤め致します。

霊源院の周りのお寺の和尚さん方にお越し頂き、法事を致します。

その法事が今年はなんと、619回目です。

つまり在先和尚が亡くなられて、今年は619回目の法事なのです。

気が遠くなるような長い歴史を感じます。

しかし乍ら、619回目の法事をお勤めさせて頂けるということは、このお寺が600年以上無事に歴史を刻んできたということです。

歴史の重みを感じますと共に心から有難く思います。

しかし、これだけの歴史を繫ぎ、この霊源院が無事に今日を迎えておれますのはもちろん御開山のご加護あってですが

各時代の霊源院をお守り頂きました、歴代のご住職方、そしてそのご住職方をお支え下さいました、檀信徒の皆さんがあってのことと存じます。

感謝しても感謝しきれない心持です。

そして、今現在は不肖、この私が住職を務め、お寺守りをさせて頂いております。

一生懸命の気持に偽りはありませんが、何よりお支え頂いている皆さんへ先ずは心から感謝申し上げなければなりません。

お檀家さん、永代供養墓にてご縁を頂きました皆さん、そして水子供養へお越し頂いている皆さん。

皆さんのお力添えにて今年も御開山の御法要が出来るのです。

再度、心より感謝申し上げます。

これからも皆さんとの絆を深く繋げていく所存です。

何卒、宜しくお願い申し上げます。合掌

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