昨日は久しぶりにご遠方よりお参りのお客様が。
コロナにより他府県の皆さんとご縁が少なくなっていましたので嬉しいです。
毎年、水子供養へお越し下さる名古屋のご夫婦と一年ぶりにお会いすることが出来ました。
もう何回もお会いさせて頂いておりますので嬉しかったです。
もちろん、マスク着用、手指消毒の後です。
名古屋の様子、寒さ等をお話致し会話が弾みました。
少しでも早く、東京を含めました関東圏の皆さんとも普通にお会い致し、会話が出来る日がく来ることを祈ります。
いつも通りに本堂にてお勤めの後に蓮華堂へ地蔵尊を奉納頂き、無事にお帰り頂きます様お願い致し、お別れ致しました。
来年は普通にお目に掛かりたいですねとお互いに言い合って。
昨日のブログにも書きましたが、一年で一番寒い日が続くといわれている2月を前に昼前から、グングンと温度が下がり、京都は相当に寒くなってきました。
各地に雪の警戒が出るのも頷ける温度です。
この寒い2月を乗り越え、来月3月の彼岸を心待ちにせねばなりません。
そうはいっても、水温み、草花萌える時期が近づいていることは間違いありません。
コロナ禍収束と共に暖かい日が来ること心待ちに致します。
2日、3日前に朝日新聞の中に有りました小さなコラムです。
年賀状によく使われる言葉、「穏やかな年」というキーワード。
自らの心を穏やかに保つ知恵が欲しいとのコラムでした。
そうです、前の日に私は車に乗っていて、此方が悪いところがあったのかもしれませんが、交差点で怒りの籠ったクラクションを鳴らされ、心中穏やかならざる状況でしたので、大変に興味を持ち、又、宗教とも関わるワードですので精読させて頂きました。
古今の何人かの有名なお方の心を穏やかに保つヒントが披露されていました。
先ずはタレントの「みやぞんさん」が心掛けていること。
辛いロケ現場でも笑顔を絶やさず、自分の機嫌は自分で取って、人に取ってもらおうとはしないと言い切られたとのことです。
そして、有名な人たちの何人かの心を穏やかに保つコツを紹介の後、私たちに一番近い、江戸時代の禅僧、仙崖義梵(せんがいぎぼん)の言葉。
唸って、手を打ちました。
この言葉は仙崖が水墨画に添えた言葉だそうです。
柳のしなやかさから心の平安を保つコツを学べということですね。
そして、これはよく聞く話ですが。
怒りを上手に制御するためのアンガーマネジメントはカッとなったら心の中で六秒数えますと冷静さを取り戻せるとの示唆です。
忘れずに心に留め置こうと思いました。
巷ではコロナにより在宅勤務の皆さんが増え、仕事が減った皆さんが家に待機なさり皆さんが顔を合わす機会が増えて苛立ちから争いが起こりやすくなっているそうです。
どんな時も家族は笑顔で、仲良く行かなくてはなりません。
カッと致した時は是非、先の言葉を思い起こしてみて下さい。
1月17日に新しい浄心壇(永代供養墓)の分譲が始まりました。
コロナの為に皆さんが外出をお控えなのは十分に承知致しております。
お墓の見学は先ずは外であること、少人数であること、もちろんマスク着用ですので寒い時期ではありますが、是非見学にお越し下さい。
お待ち致しております。合掌
大本山東福寺塔頭 霊源院