随分と前から永代合祀墓にてご縁を頂いていますお宅から家族にご不幸がとご連絡を頂きました。
何時もお寺の行事、春、秋のお彼岸と様々にお気遣いを頂戴致しておりましたお家です。
とても残念なことです。
もちろんお寂しいことですが、故人をお送りいたしますお葬式もこれ又、大事です。
それをご依頼頂けるとのこと、有難くお受け致しました。
先に亡くなれた故人を埋葬ということで頂戴致しましたご縁ですので、今回新たに霊源院へということはとても感謝です。
お寺は単にお墓の管理だけが目的ではなく、やはりそれを通じてその方々と親密なご縁を築くことが目的であり、希望です。
そして、そのご家族の皆さんに法要を含めた仏事の相談をこのお寺に気軽に相談できると思って頂きたいのです。
ところが皆さん、ご遠慮もあるようで、納骨は契約にて致したが、ほかの相談、依頼はどうだろうかと遠慮、二の足を踏まれるお家も多いようです。
これは、合祀墓に限らず、永代供養墓のお家にもあるようです。
とんでもありません。
お寺にとって、ご相談、ご依頼を親しく頂けることはお寺にはこれ程、有難く、嬉しいことはありません。
今回、葬儀の式場にて辛い部分はもちろんありますが、わだかまりなく、あけすけにご相談頂き、段取りも無事に決まりお互いに故人を懇ろにお送り致す用意が出来ました。
心を込めて、感謝の気持ちと共に故人をお送り出来そうです。
さて、昨日は毎月お参りさせて頂いております、大阪の茨木市のお檀家さんのお宅へお邪魔致しました。
いつも通りお勤めさせて頂き、お茶を頂戴致しながら雑談。
ご子息がお仕事にて東京に居られるとのこと。
もちろん、実家へ戻りゆったりすることはままならず、厳しい状況とのこと。
それでも、踏ん張って仕事をしてくれていることは何よりとのことと。
本当にコロナは様々に分断致します。
絶対に、なにくそと踏ん張ってやれという思い、新たです。
そしてその日、帰りの道でアマゾンの巨大な配送センターを見ました。
随分前からあるのですが、改めて見ますと巨大です。
この巨大さが今日、注文致せば明日には品物が届くことを担保しているのかと改め感心致しました。
アマゾンに限らず様々な人々の分担にて私たちの便利な生活が支えられています。
感謝を常に忘れず、当たり前にならぬよう心致したいと思いました。
とにかく、コロナもここが踏ん張りどころです。
京都も先ずは緊急事態宣言が伸びました、辛い部分はありますが、やはり、此処はなにくその精神でしょうか。
挫けずに頑張りたいです。合掌