お寺にとっての喜び ~水子供養を通じて~

2021.03.14

お寺にとっての喜び

お二人連れのお方様が寺を訪ねてこられました。

おそらくご遠方からお越しのようでした。

10年前に永代水子供養のご依頼をいただきましたが、その際はご来院なさいませんでした。

「今日初めてお参りに来ました」とのことで、ご自身が奉安された永代地蔵尊にお参りにお越しくださいました。

まだ蓮華堂のスペースに余裕がございますので、今は蓮華堂に永代地蔵尊を10年間奉安致しご供養しています。(本来は33か月)

蓮華堂での期間を満了しますと絆縁堂に場所を変えてご供養させて頂いております。

お話をお聞きいたしますと10年を超えていらっしゃるとのことでした。

絆縁堂へご案内致し、どうぞゆっくりお参り下さいと申し上げました。

お二方共、お堂の様子を見られて、ほっとしたお顔をなされたのがとても印象的でした。

京都市東山区東福寺霊源院

そして、お二方がお越しになった同じ日に、永代水子供養をご依頼いただきました別のお方様が、ご自身のお地蔵さんへお参りにお越し下さいました。

此方は最近のお申し込みでしたので、直ぐにお地蔵さんが解り、やはり喜びのお顔にてお参りなされておられました。

御縁を頂戴いたしております皆様が永代供養墓であれ普通のお墓であれ、更には水子供養の皆さんであれ、このお寺のこのお堂、お墓へお参り致したことで心が落ち着き、ほっとしたお気持ちになって頂きますことは、寺にとって何より嬉しく思います。

少しでもそのようなお気持ちになって下さっているお方様がおられることにとても喜びを感じました一日でした。合掌

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