前日からニュース、ウェブ等にて21日は朝から強い雨、それも春の嵐との報道が続いていました。
私も大変なお天気を予想致し、21日に厳修予定の春の彼岸会法要がどうなるのか気をもんでおりました。
昨年から続くコロナで、前年度の彼岸会はお焼香を頂きましたら参拝の皆様にはそのままお帰り頂くというお参りをして頂きました。
続く、夏のお施餓鬼もお弁当をお持ち帰りいただき同じくお焼香のみの法要をお願い致しました。
それでも、どちらの法要にも多くの皆様がご参拝下さいまして、皆さまの故人、ご先祖への追慕の深さを感じますと共に、お寺への深いお気遣いを感じ、本当に感謝致しておりました。
只、やはり多くの皆さんのご要望として法要に直接関わりたいとの要望が多く有りました。
本年の彼岸会も少しコロナも落ち着きの気配が漂いながらも、現実的に多くの不安が払しょく出来ぬまま彼岸会を迎えました。
御案内をお出し致しました所、想定以上にご参加のお返事を頂戴致しました。
お寺と致しましてはこの時期にこれだけの皆さんがお越し下さるということで本当に嬉しく、弾む心持でした。
しかし乍ら、コロナの現況は変わらぬ状況でしたので、基本はお参り、焼香の後はそのままお帰り頂くことを前提に、腰かけの数を少ない目に設定致しました。
ところが、皆さまの行事への強い参加のお志にて、法要中もお手合わせ頂きます方が多く、焼香台の付近にて蜜になってしまう現象が起こりました。
本当にこれは私共の甘さでした。
此方の甘い想定にて皆様に多少なりともリスクをお掛け致しましたことは慚愧に耐えません。
先ずは心よりお詫び申し上げます。
ご迷惑をお掛けせずに済んだと信じておりますが、本当に申し訳御座いませんでした。
そして又、直ぐに霊源院・龍眠庵にとって最大の行事夏の施餓鬼法要が参ります。
今度はもっと皆様が安全に、大事な故人、ご先祖を追慕出来ます行事として工夫致さねばと思っております。
今回に懲りず、次回も多くの皆様がご参拝下さいますことを希求申し上げます。
さりとて、大雨の中、多くの皆さんがご参拝下さいましたことは本当に霊源院にとっては誇りです。
私の心に長く残る春のお彼岸の法要となりました。
御参拝頂きました皆様へ心より感謝申し上げます。
追記
昨日の宮城県にての地震はその後大きな被害の報道も無くほっと致しております。
このまま、順調にに推移致しますことを心よりご祈念申し上げます。
日本中の皆様が今年の桜こそ楽しめますことを祈念致したく思います。合掌