先週の土曜日、日曜日は檀家さん、そして永代供養墓のお方様から法要の御縁を頂き忙しい日となりました。
常に申し上げておりますように、お寺は法事法要のご縁を頂くことが何よりの張り合いです。
前後には換気を心がけて、マスクの着用や手の消毒など、法要にお越しの皆さんにはご協力をいただきながら行っています。
そして、お寺の施設も含め、お越しの皆さんに満足して頂き、家路につかれることが何よりの望みです。
至らぬ点もあったかとは存じますが、先の法要へお越しの皆さんへは先ずは感謝を申し上げます。
有難う御座いました。
何卒、今後とも宜しくお願い致します。
さて、季節はすっかりと春です。
桜も満開にて目に飛び込んで参ります。
これでコロナが収束ならば待ちに待った桜なのですが、中々そう簡単には行かぬようです。
ワクチンに期待致し、来年の桜は弾む心にて観たいものです。
朝起きて、霊源院の山門を開けに参りますと、鳴き方が随分と上手になりました鶯の声が響きます。
雨に濡れた青い、しっとりとした苔を見ますと、何とも言えず癒されます。
この季節のしっとり感はたまりません。
更には、本山東福寺の青紅葉も柔らかい新芽が一斉に吹き出し、初々しい光景が広がりつつあります。
秋の紅葉の時期ももちろん良いのですが、この時期の青紅葉は又、別格に艶やかで綺麗です。
完全に青くなりしっかりした葉になる前のこの時期の柔らかい新芽はたまらなく良いです。
そして、以前にご紹介いたしました、東福寺の至宝巡り、此方も春を迎えて多くの皆さんがお申し込み下さっています。
法堂(本堂)内の堂本印象さんが描かれた龍の天井画や、それを描くときに使われましたびっくり致すほど大きな筆もご覧いただけます。
焼失致す前の法堂に祀られていました東福寺大仏の手は、焼失から逃れたその偉容を感じさせる大きな仏手でごいます。
東福寺の至宝巡りでは、これらをまじかに拝見頂けます。
更には宝物殿(光明宝殿)内の大阿弥陀仏、国宝の美術工芸品を此方もまじかに拝観頂いております。
御一人様からでも気軽にお申し込み頂けます。
他にも山門、方丈庭園、先程申し上げました通天橋の青紅葉ももちろんご覧いただけます。
盛沢山の見どころを、本山のスタッフが丁寧にご案内申し上げます。
丁寧な案内がこれまた評判です。
そして最後にはスタッフがたてましたお抹茶を、普段は入れない書院でお召し上がりいただけます。
歩いた後のお抹茶は又、格別に美味しいです。
多くの皆さんと回るのではなく、自分たちだけのの為に、スタッフが御案内申し上げます。
これからの時好の良い季節を逃さず、是非お越し下さい。
詳しくは東福寺のホームページにご案内があります。
どうぞ、御覧下さい。
私も午前中は本山に居ります。
檀家さん、永代供養墓、水子供養でのご縁を頂きました皆さんの中で、お越しの方がおられましたら「霊源院の住職を呼んで下さい」とスタッフに申し付け下さいましたらお目に掛からせて頂きます。
楽しみにお待ち申し上げております。合掌