永代供養墓の紹介でお世話になりますオフィス石太郎の柳田です。
『お墓には夫婦で仲良く』とお考えの方に、永代供養墓をおすすめいたします。
霊源院では、平成15年より永代供養墓の受付が始まりました。
まだ永代供養墓という名前は広く認知されておりませんでした。
永代供養墓の受付をしている霊園も少なく、取り扱いの霊園では『後継者がおられない方のためのお墓』として受付をしていました。
霊源院の初期の永代供養墓は、ご住職により常久墓と名付けられました。
霊源院での初期の永代供養墓は、ご納骨いただける人数を4名以内とさせていただきました。
当時の風潮としましては、永代供養墓は個人(1名)専用のお墓、または夫婦(2名)専用が当たり前と思われていました。
霊源院で4名までとした理由は下記の通りです。
お孫さんや曾孫さんが何処に住むかも分からない時代にも関わらず、子孫の方々を拘束しかねないお墓の在り方に、当時は疑問を持っていました。
これまでのお墓の在り方では、本来は尊いはずの「先祖を敬う」という気持ちが、近い将来には各自にとっての負担に変わるのではないかと心配し、墓じまいの急増を懸念しておりました。
霊源院の境内墓地には、初代福山城藩主「水野勝成」候のお墓がございます。
水野様のお墓は、過去の功績により墓地管理料の徴収は無く、墓石の建立後は霊源院の代々のご住職がお守りをしています。
このお墓に習い、偉人のお墓のようにいつまでも残り続けるお墓として、墓石の維持管理を規程いたしましたのが、霊源院の永代供養墓です。
霊源院の永代供養墓は、墓石の寿命が来るまで寺が維持し、納骨された方々をご供養いたします。
現在受付中の永代供養墓「浄心壇」は、永代供養料を追加していただくことで、埋葬の人数に制限はございませんが、基本費用には2名様の永代供養料が含まれます。
先々の墓石の修理は、無償で霊源院が行いますので、維持費や修理費の請求はございません。(線香立て・花筒・ローソク立てなど墓参に使用する物の修理は墓地名義人の負担になります)
長年連れ添ったご夫婦が、次世代の心配をすることなく、いつまでも仲良くお眠りいただけるお墓として、霊源院がお守りいたします。
霊源院では、次世代住職への申し送りに漏れがないように、本堂壁面には木札(永代供養墓に埋葬された個々の名簿)を納めています。