永代供養墓の紹介でお世話になります、オフィス石太郎の柳田です。
先日より本堂の西側の庭を、植木屋さんが改装作業をされています。
最終打ち合わせという事で、私も同席させていただきました。
日頃から霊源院さんで行われる行事やイベントのお手伝いをさせていただいていますので、お客様目線での意見を求められることになりました。
春は「青もみじ」と「連なるサツキ」、夏は滝のような細工が施された「大きな岩」、秋は「紅葉」と、四季を通じて主役が変わるドラマチックなお庭にしていただくようにお願いをいたしました。
完成がとても楽しみです。
お庭を散歩していましたら、何かを察したのか小鳥が一斉に飛び立ちました。
突然木々が輝きだしたと思ったら、黄金の建物が木の陰から静かに浮かび上がりました。
慌ててスマホを取り出し、震える手で撮影しました。
その後、金縛りのような感じで暫く動くことができませんでした。
というのは、嘘です。
写真の輝く建物のような感じのものは、宮殿と書いて「くうでん」と呼びます。
宮殿は、ご本尊様である千手観音菩薩様が収まる厨子(ずし)のことです。
檀家さんや永代供養墓の方々の中には、本堂の中に祀られています宮殿全体をご覧になられて方は少ないのではないかと思います。
普段は、戸帳が掛けられていますので、宮殿の上半分は隠されています。
霊源院さんでは、只今本堂の戸帳を外しています。
また、新たな戸帳が掛けられるようですので、このような光景をご覧いただけるのは今だけかもしれません。
先ほどの写真ですが、こういうトリックでした。
天気の良い日は、庭の景色がガラスにキレイに反射をしますが、その向こうにライトに照らされた宮殿が見えます。
とても立派な宮殿ですので、お墓参りの際は本堂にも是非お参りください。