本日は昨日迄のジトジトしたお天気とうって変わり、日差しが照り付け汗ばむ一日になりました。
今年は平年より20日程、早い梅雨入りとのことでした。
予報通り梅雨入り宣言後から毎日、雨が降り続きました。
一日、雨の日を過ごし、夜寝る時も怖い位の強い雨の日もありました。
明日は晴れるのでは、或いは雨は止むのではと思いながら寝て、朝起きると今日も雨との日が暫く続き、一体に何時止むのだろうかと思う日が暫く続きました。
次第に自分の体調も重だるくなり、雨のせいに致す日がありました。
ずっとこの雨は止まないのかと。
平年は霊源院は樹木、花木が多いので、梅雨を心待ちに致し、梅雨入り後も雨が少なくやきもき致す年が多かったように思います。
そのことを考えれば有難いことではあります。
気持ちはともかくとして、庭は雨をしっとりと致し、お陰様で緑が一層冴え渡っています。
この機会を逃さずにお参りの皆さんは緑をお楽しみ下さい。
しかし、先に申しげましたように、暗い、うっとおしい日々が続き、今日の晴間を感じ、改めて、降りやまぬ雨は無しとの言葉を味わいたく思います。
ここの所のコロナ過では、様々なお仕事の皆さんが苦境に立たされています。
お寺も決して他人ごとではありません。
しかし、ネットや新聞の記事を読まさせていただきますと、弱い立場の皆さんが一層、辛く厳しい状況に置かれている報道が多いです。
少しでも早くコロナが収まり、どなた様もが今までと同じ生活、仕事が出来ますことを祈るばかりです。
辛い思いの皆さんはこの辛さが際限なく続くのではないかと不安な気持ちでお過ごしかと存じます。
しかし、降りやまぬ雨はありませんし、出口の無いトンネルは無いと存じます。
お互いに、挫けず、根気強く、日々を過ごし、明るい日々を取り戻したいものです。
私も、今だからできることを再度見つめなおして、前へ進んで行きたいと存じます。合掌