お盆の恒例行事である施餓鬼会を8月1日午前11時より厳修致します。
昨年のコロナ過では、施餓鬼会の開催が危ぶまれましたが、皆様のご協力のもと無事に法要を済ませることができました。
昨年は例年と違い、本堂の中に座席を設けず、受付を済まされた方から順に、施餓鬼壇にお参りをしていただきました。
一昨年までは、暑い時期にもかかわらず、本堂の中では詰め詰めにお座りいただき、お経をあげながらも具合が悪い人がいないか心配をしておりました。
昨年は、お越しいただいた方から順々にお経をあげさせていただくことが出来ましたので、熱中症の心配もありませんでした。
今だコロナが終息せず、熱中症の予防も考慮いたしまして昨年と同じ形にて施餓鬼を勤めさせて頂きます。
二人の息子も手伝いに戻れそうですので、一人はお墓回向を10時から致し、長男が11時より本堂にて先祖供養のご回向を継続致します。
私は添え施餓鬼として、施餓鬼壇の前で皆さんが塔婆をお供えなされ、お焼香をなさる間、昨年のようにお一人、お一人、皆さんと向き合いご回向をさせて頂きます。
普段、中々お会い致すことが出来ませぬ皆様方共、距離が近づく機会になればとも思っています。
お帰りには簡単なお弁当をお渡しいたしますが、持ち帰りに適した稲荷鮨の予定ですので、お家でゆっくりとお召し上がりいただけるのではと考えております。
お寺が恒例の行事を続けて行けることは何よりの幸せです。
何卒、多くの皆様にご参集頂けます様、心よりお願い申し上げます。
梅雨の中休みでしょうか。
今日は良いお天気となりました。
東福寺の本山はコロナの影響でしょうか、人影はまばらで、お参りの皆さんは少ないです。
夜はライトアップを致しておりますが此方も寂しい限りです。
コロナの感染状況を考えますと、致し方無いのかもしれませんが残念です。
お寺は空間も十分に広いので、気分転換を兼ねて是非、お参りにお越し下さい。
本山玄関にあります早咲きの蓮が見事に花開きました。
これからは国宝三門の下の池に広がる蓮が開いて参ります。
壮大な三門を見上げながら、蓮の花とのコラボレーションをお楽しみ下さい。
そろそろ、終わりかも知れませんが半夏生も白く葉が染まっています。
此方は本堂(法堂)東にあります。
此方もお楽しみ下さい。
夏は花も含め少し寂しい時期で、しかも京都は独特な暑さです。
けれども、伽藍(建物)の壮大な東福寺は少しは涼やかかと存じます。
夜のライトアップも8月9日迄は続きます。
涼みを兼ねて多くの皆さんにお越し頂きたいものです。