永代供養墓の種類と選び方について紹介

2021.07.17

永代供養墓の種類と選び方について紹介します!

2021年7月17日

「永代供養」という言葉を耳にしたことがある方は多いでしょう。

永代供養とは、故人を祀る新しい供養の方法です。

また、永代供養をされているお墓を「永代供養墓」と言います。

永代供養墓には様々な種類があり、それぞれで特徴も異なります。

そこで今回は、永代供養墓の種類と選び方について紹介します。

永代供養墓の種類と特徴を紹介

永代供養とは、お寺や霊園がお墓の管理や供養を遺族の代わりに行う埋葬方法です。

そして、永代供養されているお墓を意味する「永代供養墓」にはたくさんのバリエーションがあります。

大きく分別すると、まずは屋内型と屋外型に分かれ、その中にもいくつかの種類があります。

以下に詳しく紹介しましょう。

屋内型

屋内型の永代供養墓では、遺骨を建物の中に収納しています。

一般的な納骨堂が、代表例といえます。

そして、屋内型にも3つの種類があります。

1.ロッカー型

  • ロッカー式の棚に骨壷が保管されます。

2.霊廟型

  • 仏壇の下に骨壷を収納しています。
  • お供物を個別に置ける点がメリットと言えます。

3.棚型

  • 仏壇がなく棚のみが設置されており、そこに骨壷を安置します。

屋外型

屋外型では、外にある合同墓に遺骨を納める形式を取っています。

大きく4つの種類に分かれています。

1.墳陵型

  • 隆起した土の下に大型の納骨室を造り遺骨を納めます。
  • 合葬(他の方々と一緒に納骨)の場合は、共有の礼拝スペースよりお参りをします。

2.供養塔型(合祀墓・合葬墓)

  • 遺骨を納めるための石の供養塔があり、その下にお骨を納めます。
  • 供養塔の維持管理は、墓地管理者が行います。
  • 共有の礼拝スペースよりお参りをします。

3.納骨壇型

  • 屋外にある大型の棚に骨壷を納めます。
  • ロッカーのような構造の物が多く、共有の礼拝スペースよりお参りをします。

4.墓石安置型

  • 個別のお墓に納骨をし、納骨後は定期的な供養が行われ永代供養されます。
  • 一般的なお墓参り同様に墓前でお参りをします。

永代供養墓の選び方を紹介

永代供養墓を選ぶ際は、ご自身の希望に沿った種類を選ぶのが大切です。

以下に、よくある希望とそれに合うお墓の種類について紹介します。

個人で使いたい

  • 合祀墓、樹木葬、永代供養墓、屋内墓地など、いずれの形式の永代供養墓も該当します。

  • ただし、墓地管理料を前納する永代管理のお墓を選ぶ必要があります。

夫婦で使いたい

  • 樹木葬、永代供養墓、屋内墓地など、合葬でなければ、基本的にはどのタイプの永代供養墓も夫婦だけのお墓として使用していただけます。

  • ご夫婦のお墓をお考えの方には、生前予約を希望される方も多いのですが、お墓の使用期限のものは必ず期限満了日の確認をして下さい。

  • お申し込み日から使用期限を計算するケースと、最後の方が納骨されてから使用期限が定まるケースがございます。

 

家族で使いたい

  • 永代供養墓を家族で使いたい方は、永代供養墓、樹木葬、室内墓地がおすすめです。

  • ただし、人数制限のない使用が規定されていて、十分な納骨室の容積を備えたものに限られます。

まとめ

以上、永代供養墓の種類と選び方を解説しました。

永代供養墓には様々な種類があるので、迷ってしまいますよね。

今回の記事を参考に、どのお墓が自分に合うのか検討してみてください。

霊源院では、永代供養墓に興味がある方のご相談を随時受け付けております。

何か分からないことがございましたら、気軽にご相談ください。

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