永代供養墓の購入にかかる費用はいくらぐらい?相場について解説します!

2021.08.05

京都東福寺霊源院の永代供養墓コラム

永代供養墓の費用や相場について

「永代供養墓にかかる費用の内訳がわからない」

「永代供養墓の費用相場を知りたい」

このようなお悩みをお持ちの方もおられるのではないでしょうか。

永代供養墓は少子化の時代を背景に、年々拡大傾向にあるお墓の種類です。

一式価格で表示されているため必要な費用が分かりやすい反面、内訳に関して不明点もございます。

そこで今回は、永代供養墓にかかる費用の内訳と費用相場を紹介します。

永代供養墓にかかる費用とは?

最初に、永代供養墓にかかる費用の内訳を紹介します。

最低限かかる費用として、4つあります。

以下に、詳しく解説しましょう。

永代供養料

永代供養料とは、ご納骨後に故人を定期的かつ永続的な供養をするための費用をいい、御布施と考えてください。

「○○供養塔物故者一切之霊」などでのご納骨された方全てをまとめて行う合祀での法要や、ご戒名等の各霊名を読み上げて個々に弔う法要などがあり、ご供養の内容により、永代供養料に差異があるようです。

墓地使用料

墓地の大小にかかわらず、一式費用の内訳には墓地使用料が入ります。

大規模な合祀墓の場合では、霊園によっては施設使用料として計上されています。

墓石費用・彫刻費用・工事費用

永代供養墓には、墓石の工事作業を必要とするものがあります。

その際には、墓石の工事に関わる作業料が一式費用に計上されています。

建立後のメンテナンス費用の取り扱いにつきましては、墓地により異なります。

管理料

管理料は、利用者が使用する公共的な施設や環境の保全、水道料金、ゴミの処理などに使うための費用です。

各墓所敷地内の管理を行う費用と勘違いをされている方が多いようですが、個々のお墓は墓地使用者が清掃をおこないます。

永代供養墓では永代管理を採用しているお墓が多く、この場合は一式費用の中に永代管理料が計上されています。

永代管理とは、先々に必要な費用を一括して前納する管理料の支払い方法をいいますが、永代管理料の算出方法は墓地により異なります。

永代供養墓の費用相場を紹介

永代供養墓といっても、お墓の種類によって相場が異なります。

以下では、3種類のお墓の費用相場を紹介します。

合祀墓

合祀墓の相場は5〜30万円程度で、他のお墓に比べると安価な点が特徴です。

理由として、個別に納骨するスペースが必要ないことや、他の遺骨と一括で管理されることが挙げられます。

集合墓

集合墓の相場は20〜60万円程度で、一般的なお墓に比べて省スペースで小型のお墓が並びます。

合祀墓とは異なり、ご遺骨は一定期間~永久に個別安置されるため費用が多少割高です。

個別に埋葬される期間は墓地により異なるため、お申し込みの際に確認をして下さい。

墓石タイプの永代供養墓

個人墓の相場は50〜200万円程度です。

一般的なお墓のように墓石などを用意するため、それに応じた相場観になってしまいます。

使用期限のない墓石タイプの永代供養墓は、歴史上の人物のお墓のように、いつまでも寺院に守られながら建ち続けます。

ご夫婦や家族だけの、静かな聖地をお考えの方には、おすすめのお墓です。

まとめ

永代供養墓にかかる費用の内訳と費用相場を紹介しました。

費用の内訳と相場を把握しておけば、不安なく資金計画を進められます。

今回の記事を参考に、お墓のための資金計画を家族と相談してみてください。

当院では、永代供養墓に関するご相談を承っております。

ご不明点等ございましたら、お問い合わせください。

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