「永代供養を申請する際の注意事項はなんだろう」
「永代供養墓の価格相場を知りたい」
このようにお考えの方は多いと思います。
永代供養を申請する際の注意事項や価格相場について知っておけば、永代供養墓を購入する際の申請がスムーズに進みます。
今回は、永代供養の申請方法と永代供養墓の価格相場を紹介します。
永代供養の申請は口頭でも成立しますが、トラブル回避のために、ほとんどの寺院が、申請書の作成や受領書・証明書などを発行しています。
永代供養の付いたお墓には、霊園や寺院ごとに独自の使用規程を設けています。
特に、お墓の種類や使用期間、ご供養の期間については、使用規程を入念に確認する必要があります。
例えば、永代供養の墓といっても種類によって色々な違いがあります。
永代供養墓(墓石タイプ)では、一般的なお墓と同様に個別の納骨室が用意されます。
一方で、合祀墓では、遺骨を他の人と一緒に納めます。
このように、お墓の種類によって納骨室の構造や埋葬される環境が異なるため、自分の希望に沿ったものになっているか確認しましょう。
また、永代供養の墓を選んだ場合、お墓の使用期間に注意する必要があります。
個別墓を選んだとしても使用期間が満了すると、遺骨は合祀墓へ移動されるケースもあります。
お墓の使用期間は、12年、30年、50年、無期限など、霊園ごとに使用期間を定めています。
お墓の使用期限には特に注意しながら、使用規定の隅々まで確認しましょう。
また、わからないことや気になることがあれば、納得がいくまで質問していただくことをおすすめします。
永代供養墓の価格相場は、お墓の種類によって異なります。
以下に、価格相場を種類別に紹介しましょう。
永代供養の墓は、一般的なお墓と同じように用意された墓石に約束された期間は個別に埋葬するお墓です。
価格相場は、30から200万円くらいです。
永代供養墓では、墓地・墓石・永代管理料・供養料の一式費用を明記しているものが多く、永代管理のお墓は後々の維持費が不要です。
合祀墓は、永代供養墓のように個別で埋葬するスペースや墓石が必要ないため、相場が安いです。
具体的には、5万円程度からプランが用意されています。
納骨堂とは、では、合祀墓と同様に合祀されるところが多いですが、建物内にならんだ個別のお仏壇やロッカーに遺骨を安置する施設もあります。
1人用から家族用まであり、相場も異なります。
例えば、1人用でロッカー式の納骨壇では、30から50万円程度です。
一方で、家族用の場合、お仏壇の形状をした納骨壇が多く、相場100から200万円前後です。
以上、永代供養の申請時の注意点と永代供養墓の価格相場を紹介しました。
永代供養墓は、種類や形式によって価格相場が異なります。
今回の記事を参考に、永代供養墓を検討してみてください。
当院では、永代供養墓に関するご相談を随時受け付けておりますので、疑問点がありましたら気軽にお問い合わせください。
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東福寺霊源院
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