永代供養墓をお考えの方へ!選び方とチェックポイントを紹介します!

2021.10.02

京都東福寺霊源院の永代供養墓コラム

永代供養墓の選び方とチェックポイントは

「永代供養墓の選び方がわからない」

お墓を検討するにあたって多くの方が感じることではないでしょうか。

昨今、時代にあったお墓として注目を集めている永代供養墓ですが、種類や選び方についてわからないことは多いですよね。

そこで今回は、永代供養墓の選び方と選ぶ際のチェックポイントを紹介します。

永代供養墓の選び方を紹介

永代供養墓の選び方にはいくつの方法があります。

そこで、以下ではそれぞれの方法について解説します。

立地

お墓参りをするにあたって、便利な場所にあった方が良いです。

駅から近い場所では、車の駐車スペースが少ないケースも多く、立地については大いに悩むところです。

核家族が一般的な現代では、自宅からの距離に加えて、子供達のことも考慮する必要がありますので、主要な駅から比較的アクセスの良い立地のお墓を検討することが無難なのかもしれません。

環境

永代供養墓といっても様々な種類があります。

例えば、個別の永代供養墓や樹木葬、納骨堂などが挙げられます。

また、納骨の方法にも、お墓の種類によって差異があります。

霊園や寺院によっては、法事室や会食室が使用出来たり、定期的な合同法要に参加出来たりするなど、それぞれに異なった特徴があります。

それらは、寺院や霊園によって環境が異なるため、事前に把握しておくと良いでしょう。

費用

永代供養墓の種類によって費用や管理費が異なります。

永代供養墓の中には、初期費用だけ支払う場合もありますが、定期的な管理料の納付が義務付けられている場合もあります。

後継人がいない方は、永代管理を採用しているお墓を選ぶことで管理料の未納を防げるため、お墓撤去の心配がなくなります。

供養

永代供養墓では、お墓に埋葬された方々の供養が定期的に行われます。

永代供養という共通の呼び方ではありますが、供養の方法や頻度は霊園や寺院によって異なります。

寺院によって回向(読経)は定期的に勤められますが、一周忌や三回忌等の法要とは違う内容のものです。

永代供養墓を選ぶ際のチェックポイントとは?

上記で紹介した選び方に沿って探せば、ご自身に合うお墓を見つけやすいです。

そして、上記の選び方で探す場合、特にチェックすべきポイントがいくつかあります。

立地のチェックポイント

まず、立地については以下のようなポイントを意識しましょう。

自宅からの距離、公共交通機関や車を利用した場合のアクセス方法や所要時間、周辺環境です。

これらを把握しておくと、お墓参りのしやすさ、供花や供物などを購入できる場所を確認しておけます。

環境のチェックポイント

次に、環境は以下のようなポイントが大切です。

お墓の種類や納骨の方法、定期的な供養の時期や方法です。

お墓の構造や外観については、実際に見学してみてイメージを明確にすることをお勧めします。

また、法事室や会食室など、お墓以外の施設については、霊園や寺院によって大きな差異があるため、複数の場所を見比べて判断していただく事をおすすめいたします。

費用のチェックポイント

最後に、費用は以下のようなポイントが大切です。

初期費用の金額と内訳、管理費の金額と内訳です。

将来の資金計画のためにも、具体的な金額まで把握することが大切です。

供養のチェックポイント

供養が勤められる頻度や期間について、使用規程で明記されているところは安心です。

具体的なチェックポイントは

  • 本堂でのお勤めなのか?墓前で行われるのか?
  • 戒名・法名・俗名(氏名)などを個別に読み上げての供養なのか?
  • 「〇〇墓 物故者各々霊位」といった形の合同での読み上げなのか?
  • 年に何回お勤めがあるのか?
  • 遺族や親族の同席は可能なのか?

永代供養以外の供養として、一周忌や三回忌などの年回法要を依頼した場合に本堂で行っていただくことは可能かを確認しておきますと、先々に役立つかもしれません。

仏教の用語の中には、日常では聞き慣れない言葉が多いですが、解らないことは遠慮せずに尋ねてください。

まとめ

以上、永代供養墓の選び方について解説しました。

永代供養について知っておけば、終活の選択の幅が広がります。

今回の記事を参考に、ご自身に最適な永代供養墓を見つけてください。

当院では、永代供養墓に関するご相談を随時受け付けておりますので、疑問点がございましたら、気軽にお問い合わせください。

サイドナビ