今回も大学生の方からいただいた記事を参考に「亡くなった人に思いを伝える」について紹介させていただきます。
霊能力云々という話ではありませんが、いつもより気楽な気持ちでお付き合いいただけるコラムです。
ただ、亡くなった人に想いを伝える方法を真面目に考えることは、巡り巡って供養に通じるものがあります。
また、注目されるようになって久しい永代供養墓についても紹介しています。
ぜひ参考にしてください。
亡くなった人に想いを伝える方法とは?目次
亡くなった人に想いを伝える方法を6つ紹介します。
1つ目は、思念で伝える方法です。
念じる又は念ずるという言葉があります。
広辞苑によると「心中に祈る。祈願する」とありました。
心中に祈る、祈願をする前に忘れてはいけなこととして、まずは感謝をすることがとても大切です。
仏様に感謝をし、自然の恵みに感謝をし、ご先祖様に感謝をして合掌されている人は、きっと穏やかな表情をなさっているのではないでしょうか。
恐い顔をしながら何やらブツブツ言っている人の話など聞きたい人などおりません。
まずは感謝を致してから穏やかな気持ちで念じた思いをお届けしたいものです。
2つ目は、仏壇やお墓の前で話すことです。
言霊という言葉があります。
仏壇やお墓は、故人が眠っている場所です。
仏壇やお墓に向かい話しかけてみてください。
故人に向かって「いつもありがとう」は、最高の誉め言葉だと思って声を掛けてみてください。
3つ目は、写真を見ながら念を送る方法です。
霊能力のない我々にできることは、まずは写真が置かれている辺りをキレイにしましょう。
「キレイになったので気持ちいいでしょ♪」という流れから、謙虚な気持ちで話しかけてみてください。
「掃除をしてくれたから、ちょっとくらい話を聞いてやるわ」と思ってもらえたらこっちのものです。
あなたの言葉は届きます、、たぶん。
4つ目は、手紙を書くことです。
手紙を書くのも想いを伝える方法の一つです。
故人への手紙専用のポストが設置されている霊園もあるそうです。
また、水子供養の御堂の壁面には、赤ちゃんの尊霊に宛てた沢山の手紙が貼られています。
皆さんにも経験があると思いますが、文章を書いているうちに、だんだん最初考えていたこととは違う内容に進んでいくことがあります。
頭の中が整理されて、今の自分が考えていたこと以外にも、意識を向けるゆとりができるのかもしれません。
しかし、不思議だと思いませんか?
文字を書く、手紙を書くうちに、自分自身が更なることに気づかされることが多々ございます。
5つ目は、思い出の場所に行って話すことです。
故人と一緒に訪れた思い出の場所に「また行ってみたい」と、ふと思う時があります。
心の中で祈ってみたり、仏壇に話しかけてみたり、写真の周囲を掃除したり、手紙を書いたりしてきたことが、やっと実る瞬間でもあります。
大切だった人と思い出の場所で心を通わせ、のんびりとお過ごしください。
今、思っていることを伝えてみましょう。
6つ目は、家族や友人が集まり話すことです。
故人と親しい人や家族が同じ場所に集まると、故人の魂もその場にやってくるかも知れません。
思い出話に花を咲かせる。
また来年もみんなが元気で集まることを、故人も願っていることと思います。
永代供養とは、家族での供養とは別に、お寺でも更なる故人の供養を行うことをいいました。
しかし少子化の中で永代供養の意味合いも少し変わってまいりました。
最近では、後継ぎがいないなどの理由で、今後供養やお墓の管理をし続けることが難しい場合におすすめの供養の方法が永代供養という認識が広まっています。
永代供養とお墓をセットにしたものを永代供養墓といいます。
永代供養墓では、寺院や霊園などが永代にわたり、供養やお墓の管理を行ってくれます。
終活をする方の中には、子どもや親せきにお墓のことで負担をかけたくないとお考えの方もおられます。
そのような方が、選ばれるお墓が永代供養墓です。
永代供養墓は、近年注目のお墓ですので選択肢の一つとして考えてみてください。
今回は、亡くなった人に想いを伝える方法と、永代供養墓についてお伝えしました。
大切な方が亡くなってつらいかもしれませんが、想いを伝えるためにぜひこの記事を参考にしてくださいね。
永代供養墓や終活に関して、ご不明な点等ございましたら、当院までお気軽にご相談ください。