お墓を建てるのに良い日はある?時期や六曜について

2022.04.24

お墓を建てるのに良い日はある?

購入のタイミングや六曜についてご紹介!

このコラムは大学生の方々からいただいた記事を参考にしています。

若い方々のお墓についてどのような考えを持っておられるのかも含めて参考にしていただければと思います。

まえがき

お墓を建てるのに良い日や避けた方がよい日などはあるのでしょうか。

最近は少なくなりましたが、以前は「暦を気にした方が良いのでしょうか?」という質問を度々いただきました。

皆さんが暦といっているのは「六曜」のことです。

そこで今回は、お墓を購入する時期や買い時についてと、六曜について詳しく解説します。

ぜひ参考にしてください。

お墓を購入する時期や買い時について

お墓を購入するタイミングは、大きく分けて生前と死後の2つあります。

ここではそれぞれの特徴をご紹介します。

生前確保の場合

まず、生前にお墓を建てる場合です。

生前にお墓を建てるメリットは、自分の思い通りのお墓で安眠できることです。

さらに、相続税の対象にならないため、節税にもなります。

最近のお墓は色々な種類も出来て選択肢が拡がりました。

お墓の生前確保は、若い時は忙しくて時間を割けなかったことにも、じっくりと検討する時間を持つことができる60代以上の方々におすすめします。

お亡くなり後に建てる場合

もう一つが、亡くなった後にお墓を建てる場合です。

お仏壇やお位牌は四十九日の忌明けまでに準備をしておきますが、お墓の場合はどうでしょうか。

一般に納骨の時期は、四十九日法要以降でしたら時期を問わないといわれています。

お墓のある方は四十九日の法要時に納骨を計画する方が多いのですが、墓石の準備には2~3か月かかるため一周忌や三回忌を目安に納骨されるケースが多いようです。

お墓の準備に必要な期間は、お墓の種類によっても違います。

一般的な墓石の場合は、前述のように2~3か月は必要にあります。

納骨堂など墓石の製作期間の必要のないお墓は、四十九日での納骨も可能です。

ただし、四十九日の納骨にこだわった場合は、役場での手続きも含めて仕事が休みの日のたびに仏壇屋さんや各霊園を忙しく走り廻る必要があります。

最近では、永代供養墓や樹木葬など、既存のお墓とは違う規程をもつ少子化に対応したお墓ができるなど、お墓も多様化していますので時間をかけて選んだ方が賢明だと思います。

六曜について

六曜は、日本の暦の中でも有名な暦注(れきちゅう)のひとつです。

「結婚式は大安の日がいい」「友引は葬儀を避けた方がいい」などと聞いたことがあると思います。

今でも六曜は、結婚式や葬儀など冠婚葬祭の日を決める際に影響を及ぼしています。

ここでは、お墓を建てる日にまつわる六曜についてお伝えしていきます。

お墓を建てる際に気になる六曜は「友引」だと思います。

友引は、「共引き」といい、もともとは勝負の決着がつかないという意味でした。

文字通り「友を引く」とイメージされることから、故人が死後の世界に友を引っ張っていくと思われています。

そのため、葬儀の日にちとしては避けられていて、葬儀屋さんは定休日が多く、火葬場は休業しています。

近年は六曜を知らない、気にしないという方も増えてきましたが、友引にはお葬式を行えないのが現状です。

お墓の建立や納骨日では、葬儀式と違って友引や仏滅などの六曜は影響しないと考えるのが一般的です。

どうしても気になる人は、別の日に計画をすると良いと思います。

まとめ

今回は、お墓を購入するタイミングと、六曜についてお伝えしました。

家族が逝去しますと、葬儀、役場での手続き、お仏壇やお墓の準備など、初めてで困る方ややることが多く負担に感じる方も大半です。

お元気な間に、お仏壇やお墓など生前に準備できることは調べておかれるのも、先々の安心につながるのではないでしょうか。

ご不明点や不安な点がございましたら、当院までお気軽にご相談ください。

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