永代供養墓、「浄心壇、常久観音墓、安養墓」の皆さんの永代供養登録者のご回向を致します、総回向法要が多くの皆さんのご参集を頂き、無事に終わりました。
霊源院の永代供養墓の「常安墓、累照墓、常久墓、福寿墓」は永代供養登録のお方様のご回向は登録の方の祥月命日、そして秋の彼岸、春の彼岸にお墓のブロックごとにご回向を致します。
今年の秋の彼岸中に墓前にてご回向を致しましたこと、先ずは報告申し上げます。
今年の総回向法要は3年ぶりに本堂に用意致しました腰掛に皆さんがお掛けになり、私の読経中に正面に祀りました、水塔婆へお焼香を頂くというベーシックな法要を行うことが出来ました。
前回、8月のお施餓鬼迄はお越しの皆さん方には本堂へお座り頂かず、私の読経中に水塔婆へお焼香を頂き、その後は退出頂くという法要の形式でした。
コロナ感染防止の観点から止むを得ない措置の法要でしたが、お越しの皆さん、私も今一つ法要の達成感に乏しいお供養となっていました。
今回はコロナも少し収まりの気配があり、皆様もマスク着用の上で本堂にお座り頂くことに抵抗をお示しになられなかったので、お越しの皆さん全員が気持ちよくお座り頂き供養頂けました。
法要後はその場で茶話会を20分程開かさせて頂き、お話しをさせて頂くことも出来、充実致した法要となり喜びを感じさせて頂きました。
さて、今年は「総回向法要の対象でない、永代供養墓、檀家さんの幾人かのお方様から秋の彼岸法要として、どなたでも参加できるのが良いのでは」という、意見、参加の問い合わせを頂きました。
法要を気にかけて頂いておりますことに感謝申し上げると共にそのようなお声にお応え致すべく、次年度からの秋の総回向法要の御案内を御希望なさるお方様には案内状をお送り致したく思います。
「秋の総回向法要」の御案内を御希望のお方様はご遠慮なく住職迄お声掛け下さい。
お声掛け、お待ち致しております。
又、法要へ参加されずとも、本堂前の焼香台は毎年御用意させて頂きますので、ご先祖への彼岸のお焼香へはお気軽にお越し下さい。
過日、以前に永代供養墓でご縁を頂きました舞鶴のご縁のお方様のお家にご不幸があり、葬儀式のご依頼を頂きました。
以前は京都から少し遠い所のお方様からは葬儀式のご依頼が遠慮もあられてご依頼の無い時もありましたが、最近はご縁を遠くでも有難く頂くお話しを機会を捉えて致しているからでしょうか、有難いご縁を頂くことがとても増えました。
お寺、住職は葬儀に関わらづ様々なご縁を頂戴致すことが張り合いです。
今回、舞鶴からのご依頼を有難く頂戴致し、ご縁をお繋ぎさせて頂きました。
故人が海の関係の仕事をなされておられたとのこと、式場の前に綺麗な海が広がる、決して大きくはありませんが、しめやかな雰囲気の良い式場でした。
参列のお方は少人数でしたが、故人を懇ろにお送り致す、心が伝わる良い葬儀式でした。
人は生まれましたら、死を避けることは誰一人として出来ません。
世の中の変化と共に葬儀も変わらざるを得ない部分はあろうかとは思いますが、故人を最後にお送り致す葬儀式は省略致すべきではありません。
華美である必要はありませんが、心を込めた「式」は失わずにおりたいものです。
暑さ、寒さも彼岸迄とは本当に良く言ったものと感心致します。
先人方の経験値に基づく格言には頭が下がります。
随分と過ごしやすくなりましたが、温度差は油断出来ません、コロナと共に十分に体調管理をどなた様もなさるよう祈念致します。合掌