龍眠庵の樹木葬でのご納骨法要

2022.12.11

京都東福寺霊源院の樹木葬コラム

龍眠庵の樹木葬でご納骨がございました

霊源院指定石材店のオフィス石太郎です。

本日は1件のお客様に、龍眠庵の樹木葬墓地にご納骨をしていただきました。

我が家の場合もそうでしたが、最近は少人数で法要にお越しいただくご家庭が増えました。

永代供養墓から樹木葬へ

霊源院の隣にある龍眠庵では、5月より樹木葬墓地の受付をしています。

可愛らしいお地蔵さんが見守るお墓ということもあって、お地蔵さんが増えるにつれて明るい雰囲気の墓地になってまいりました。

東福寺龍眠庵の樹木葬

龍眠庵の樹木葬墓地に埋葬された方々は、毎年9月にお供養が行われます。

定期的に継続したお供養が行われますので永代供養のお墓になります。

境内墓地に埋葬されている期間は、他の永代供養墓と同様にお墓参りをしていただけます。

最寄駅から徒歩6分でお寺の前が駐車場という環境を活かしたお供養をしていただけるのではないかと思います。

樹木葬墓地をお申込みいただく際には、生前予約も含めて事前に埋葬予定者様を登録していただきます。

最後の方が埋葬されて30年経過後に、ご遺骨の一部とお地蔵様を庭に移した庭園樹木葬に替わります。

東福寺龍眠庵の樹木葬

ご家族がお墓参りをしていただける期間は永代供養墓として、その後は樹木葬として龍眠庵が各家のお地蔵様をお守するという、途中で形態が変わるお墓になります。

30年経過後に継続したお墓参りを希望される方には、期間の延長手続きもご用意しています。

30年という期間にとらわれることなくお墓参りをしていただけます。

墓じまいの心配がありません

最近は、遠方にあるお墓や管理料の必要なお墓の墓じまいをされる方が増えてきました。

「自分たちの代はお墓参りをしてきたが、子供は遠くに住んでいるのでお参りできないと思う」

今後、ご先祖様のお墓が粗末な扱いや放置されることのないように、墓じまいをされています。

このようなことになるのは、従来型のお墓の弱点が露呈してしまったといえるでしょう。

従来型のお墓は

  1. 代々続く家を中心に考えた場所にお墓が造られてきた。

  2. 寺院や霊園など墓地管理料が必要な墓地に建墓した。

  3. 一つのお墓を代々使用する予定でお墓を建てた。

  4. 地震などでお墓が損傷した時は、お墓を守る人がお墓の修理を石材店に依頼する。

過去には、上記の1~4を当たり前と思ってお墓は建てられてきました。

核家族が進む中では、自宅近くにこだわることで、遠方に住むことになった子孫達からはお参りしにくいお墓になることがあります。

また、墓地管理料の継続した支払いや墓石の維持費など、子孫への負担が気になって墓じまいを決断されているようです。

永代管理の樹木葬

龍眠庵の樹木葬は、初期費用を納めていただいた以降は、お墓の維持費が不要な永代管理のお墓です。

永代管理の利点は、使用期間中に墓地管理料が未納になる心配がなく、使用権の抹消や子供への費用負担がないことです。

また、墓石の補修なども龍眠庵が無償で行うことを使用規程に明記しています。

交通アクセスが良いお墓

龍眠庵は、京都駅からは隣になる東福寺駅から徒歩6分という立地から、現在関東にお住いの方からもご支持をいただいております。

お寺の前には、東福寺参拝者様用の無料駐車場があります。

また、階段を通ることなく墓地まで行っていただけるフラットな環境ですので、ご高齢の方も安心していただけるのではないかと思います。

本日ご納骨にお越しの方は、少し前に転倒されて膝を痛めておられましたが、ゆっくり歩きながら墓前まで行かれていました。

まとめ

永代供養墓や樹木葬墓地にご納骨をされた以降に、お寺の本堂での本格的な法事を希望される方が多いように思います。

龍眠庵では、宗派を問わない条件で受付をさせていただいておりますが、以前ほど宗派にこだわらない人が増えていると感じます。

また、ご納骨や法事では、ご家族だけの2~3人でお越しの場合がとても多いです。

本日お越しのお客様は、

四十九日法要と納骨法要をされましたが、法要を終えてお帰りの際には、何となくほっとされたように見えました。

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