東福寺霊源院指定石材店のオフィス石太郎です。
以前より樹木葬のお墓が人気でしたが、霊源院の隣にあるお寺「東福寺龍眠庵」では、令和4年5月より樹木葬を受付けています。
龍眠庵の樹木葬は、最期の人が埋葬されてから30年が経過してから樹木葬がスタートいたします。
それまでの期間は、草花が囲む墓地エリアでお墓参りをしていただける樹木葬タイプのお墓になっています。
昨年、樹木葬エリアに植えた芝桜が徐々に咲いてきました。
日に日に樹木葬にも春がやってきています。
芝桜ですが、冬の間は赤黒い感じに変色してきて、ところどころ枯れた部分も目立っていました。
植えてから初めての冬でしたので、「大丈夫かな?」と、内心は不安でした。
先日の雨の後に、様変わりしたように緑の部分が増えてきて、あちこちで花が咲きだしてきました。
夏に花を咲かせていた桔梗でしたが、桔梗も可愛いい新芽が出てきました。
昨年の初夏に、たまたま通りがかった道の駅で衝動買いをした山野草?でしたが、夏には葉が解けてきて一度消滅していました。
「あぁ、ダメだったか・・・。」と諦めていましたが、2月の後半ごろより茶色っぽい葉が出てきて、黄色い花を咲かせてくれました。
1か月くらい前に、樹木葬のご予約をいただいたお客様が、ご子息と共に再度お越しくださいました。
樹木葬の概要や、使用規程に関することを中心に説明をさせていただきました。
東福寺龍眠庵の樹木葬は、お墓の期間を経てから樹木葬に移行するという、他にはあまり例のないお墓です。
そのために、解り難い部分も多いかと思います。
ご子息からは、熱心に質問をいただき、樹木葬に移行をする際の手順などを詳しく説明させていただきました。
以前に、ご予約をいただいた場所の確認をしていただきましたが、場所の変更も考慮して再度検討することになりました。
最終的には、ご両親が気に入って生前予約を希望されていた、ご予約の場所に決まりました。
この場所は、他のお客様も「ここが空いていたらなぁ~」と仰っていましたので、良い場所だと思います。
その後に、樹木葬に移行した際にお地蔵さまをお祀りする庭と、霊源院の本堂や諸施設のご案内もさせていただきました。
先々には、ご両親の他にご家族のお墓としても、ご予約の樹木葬を検討していただくことになりました。
お帰りの際には、樹木葬にお祀りする「我が家のお地蔵様」を選んでいただきました。