17日、彼岸の入りの日曜日、恒例の霊源院、龍眠庵合同の春季彼岸会を厳修致しました。春先のお忙しい中、多くの皆さんがご参拝下さいました。
法要に先立ちまして、息子が永代供養墓の御本尊の千手観音へご回向をさせて頂き、お墓参りのご縁の方々の墓前回向を少しばかりさせて頂きました。
午前10時を回りますと、檀家さん、永代供養墓のご縁の皆さんが切れ目なくお越し下さいました。
少し前までの彼岸会もお参りの方々は勿論お越し下さいましたが、夏のお施餓鬼のことを思いますと、春の彼岸は「静か」との想いが感じるお参りの人数でした。
しかし、此処の所の彼岸会は夏の施餓鬼を想う程に多くの皆さんがお越し下さり、活気のある法要となっています。
永代供養墓のご縁が増えましたことが大きな理由かとは思いますが、忙しい時期にも関わらず、本当に多くの皆さんがお越し下さいます。
本堂に人数分の腰掛は用意させて頂いていますが、何分に限られたスペースであることはどうにもなりません、お越しの皆さんには「窮屈」なことを強いることとなっています。
しかし、有難いことにどなたも不平一つ語らず、ご先祖へのご回向に耳を傾け、真摯な合掌とお焼香を下さいました。
他のお寺さんのお話しを漏れ聞きますと、法要へお越しの皆さんは減少の一途とのこと、それを思いますと、霊源院、龍眠庵は本当に有難く、嬉しいことです。
先ずは、窮屈な中、お参り下さいました皆様へ、心よりお礼申し上げます。
そして、ご先祖と大事な故人へのお供養が出来まして、無事に彼岸会が終わりましたことご報告申し上げます。
又、先日からお伝え致しています、本堂東側の新しく出来ました「野鳥の庭」も皆さんに御覧頂くことが出来ました。
法要後の御挨拶の中でもお話し致しましたが、お寺へお越し下さり、法事をなされ、集まられたご親族との「歓談」、亡き故人がお繋ぎ下さる尊いご縁です、歓談のみでも勿論良いのですが、機会がありましたら、ケータリングにて食事を御用意頂き、野鳥のさえずりをお聞き頂き、親族の絆を更に深める機会としてお寺と庭をお使い頂きたく願っております。
霊源院が皆様に近い存在としてお越し下さり、霊源院、龍眠庵のご縁の方々にご利用頂きますことが願いです。
是非、機会を捉えてご利用のご縁を頂きたく心より願っております。
今朝の新聞の一面のロシアのコンサート会場での悲惨なテロのニュース、このことに限らず、ここの所不穏な出来事の報道が続いています。
平和を謳歌致して来た幸せを感じますと共に、この幸せが続きますことに不安が大きくなってきている、最近の情勢がとても心配です。
現在続いている戦争で辛い想いの方々が安心の暮らしを手になさる事を心から願いますと共に、私たちのこの平穏な暮らしがこれからも続きますことを強く願います。
私達が目を凝らし、社会の有り様をしっかりと見ていかなくてはと、心から思います。
それと、能登半島地震から、既に3カ月が過ぎようとしています、此方も地元の皆さんの苦労は続いていらっしゃいます、忘れずに出来る応援を継続致さねばと思います。
2月の暖かさの反動でしょうか、3月は寒い日が続いていますね、桜の開花も迷うような足踏みの状況です。
楽しみな桜の開花は待ちどおしいですが、先ずはこの温度の極端な変化に体調を崩さづ、楽しみな「お花見」を迎えたいものです。
どなた様も体調に留意なされ、桜の時期をお迎え下さい。合掌