遺言と遺族の思い

2024.04.01

京都東福寺霊源院のお墓のコラム

遺言と遺族の思い

東福寺霊源院指定石材店のオフィス石太郎です。

東福寺霊源院では3月16日より樹木葬付き永代供養墓「合掌(がっしょう)」15区画の受付が始まりました。

受付開始以来、沢山の方々にお越しいただきまして、この場を借りて御礼申し上げます。

東福寺霊源院の樹木葬型永代供養墓

家族へのメッセージ

霊源院では、20年前より永代供養墓の受付を行ってまいりました。

ご家族が逝去されて新たなお墓を求めるお客様や、生前に自分たちのお墓の確保を検討されているお客様、墓じまいをしたご先祖様のご遺骨の新たなお供養の場として永代供養墓をお考えの方など、様々なお客様にお越しいただきました。

ご家族が逝去されたお客様の中には、若くしてご主人様を亡くされたお客様もおられます。

中でも60歳代よりも若くしてお亡くなりになった場合では「主人は生前に出来だけ手間や費用をかけずにと希望していました」と仰るお客様が多いように感じます。

統計を取っているわけではありませんので、あくまで筆者の現場で感じてきた感想です。

筆者はもうすぐ62歳になりますが、そのように仰ってお亡くなりになった方々の気持ちがわかるような気がします。

奥さんや家族を残して先立つことになってしまったことに対して、若い人ほど「申し訳ない」という気持ちが大きいのではないかと思います。

このような気持ちにの中で、最後に家族に伝えたメッセージなのではないかと感じます。

遺言と遺族の思い

前章で、若くしてご主人様を亡くされたお客様の場合は、「主人は生前に出来だけ手間や費用をかけずにと希望していました」と仰るお客様が多いと書かせていただきました。

このことを遺言として真摯に受け止めた場合は、極力手間や費用をかけないことが100点になってしまいます。

筆者のような第三者が口を挟むことではないことではないかも知れませんが、最後に家族を気遣うメッセージを残した方々に、ご遺族は視野を広げて応えていただけなかと感じます。

「無理をして手間や費用をかけた方が故人様が喜びますよ」とお伝えしたいわけではありません。

故人様の家族を気遣ったメッセージが、あまりにも杓子定規にとらえられているように感じています。

ご家族は、それぞれの思いに従って故人様のお供養をしていただければと願っています。

樹木葬付き永代供養墓受付中

3月16日に15区画の受付開始から半月が経ちました。

3月末の時点で、関東のお客様などお住いの地域を問わず6件のお客様にご成約や予約をいただいています。

永代供養墓は墓地管理料などの維持費が不要ですので、生前にお墓の確保を希望するお客様もおられます。

霊源院の樹木葬付き永代供養墓は、埋葬の人数制限に制限がありませんので、夫婦墓・家族代々墓・墓じまいのご先祖様の受け入れ先など、様々なご希望に対応可能です。

先々に墓じまいの心配がありませんので、後継者のおられる方も安心して建墓していただけるのではないかと思います。

新たにお墓の確保をお考えのお客様は、この機会に是非ご検討ください。

  • 有限会社 オフィス石太郎オフィス石太郎
  • 担当 柳田 貴人
  • 近鉄東寺駅すぐ
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