恒例の施餓鬼法要を来る8月1日、2日に渡り厳修致します、多くの皆さんの参拝をお待ち致しております。
施餓鬼法要はお盆の前の先祖供養ですが、それと共に一年に一度、お供養が届いていない無縁の御霊へ供養の心を届ける行事です。
大切な我が家の故人、先祖へその供養の心を届けるのですが、共に普段は中々に供養が届かぬ無縁の霊に供養のこころを届けることで、先祖、大事な故人の「追善供養」と致し、大事な故人の更なる菩提を願う行事です。
近年の猛暑は収まる気配がありません、暫く前まではお寺の本堂と言えばその大きさと共に涼しいというイメージでしたが、ここ数年はそれを吹き飛ばしてしまう暑さとなっています。
多くの参拝の皆さんと吹きだす汗を堪えながら致すお供養も又意味は大きいのですが、その限界を超えている現況を思い、昨年度より二日に渡り法要の御案内を致しております。
故人を想う気持ちと共に涼やかに法要にご参列頂きたい想いからです、是非、ご都合の良き日をお選びいただき、お越し下さいます様ご案内申し上げます。
龍眠庵、霊源院の合同の法要です、法要会場は霊源院の本堂となります。
龍眠庵のご縁の皆様も先ずは霊源院の玄関へお越し下さい。
玄関より客殿へお上がり頂きましたら、受付を用意致しています。
此方の受付にてお名前をお申し出頂きましたら、各家の「水塔婆」をお渡し致します。
それと共にお寺への「お供え」を頂けますお方様は此処でお渡し下さい。
先ずは本堂へお越し頂きますと「施餓鬼棚」の前に水塔婆立てを御用意致していますのでそこへ我が家の水塔婆をお祀りください。
施餓鬼棚は本堂の入り口に有ります。
水塔婆を立てる場所等、不明な点は息子二人が御案内の為に待機致していますので、ご遠慮なくお問合せ下さい。
水塔婆を立てられましたら、11時の法要開始迄はご自身方のお墓参りがお済で無い方はお墓参りをなされて下さい。
勿論、法要後のお墓参りも全く問題ありません。
どなた様も客殿、本堂の良き場所をお選び頂き、法要開始の時間迄はゆっくりなされて下さい。
11時より息子二人、龍眠庵住職の金子の4人にて、お勤めを開始いたします。
お焼香の御案内を息子が致しますので、各家のご先祖に感謝の想いとお参りにお越しの皆さんの安寧を祈願致しお焼香頂き、故人、先祖へ向けてお水向けをなさって下さい。
お亡くなりの方々は喉が渇いておられると言い伝わります、枝に附いた葉っぱに水をつけ、故人へ潤いをお届け下さい。
法要が終わりましたら、少しお寺から現況報告、ご挨拶をさせて頂きます。
その後はお弁当を御用意致しておりますので、皆様で歓談頂き、お召し上がりください。
これ以降は自由散会となります。
尚、朝9時半位から10時位迄の間、お墓に息子が待機致しております。
簡略ではありますが、墓回向を勤めさせて頂きます。
費用のお気遣いは不要ですので、宜しければご遠慮なくお声掛け下さい。
暑い季節、外へ出かけるのに躊躇を致す時ではありますが、体調に留意なされた上で多くの皆さんがご参拝にお越し下さるよう祈念申し上げます。
客殿の床の間を改造致し、寺の宝物を皆さんに御覧頂けるよう致しました。
霊源院に有ります、隻眼の「伊達 政宗公の肖像画」、重要文化財の「虎」の字を施餓鬼の二日に渡り、皆様にご覧いただきます。
此方も楽しみにお越し頂けましたら幸いです。合掌