能登の皆さんへお見舞い申し上げます

2024.09.27

能登の皆さんへお見舞い申し上げます

これ程に辛いことが続く能登の皆さんの心中は想像も出来ません。

お亡くなりのお方様には心よりご冥福をお祈り申し上げます、浸水などの甚大な被害を受けられました皆様にはお見舞い申し上げます。

それこそ、「神も仏もあるものかい」という気持にもなってしまうかもしれません。

しかし、ボランティアの皆さんは勿論、必ず仏様は手を差し伸べて下さいます。

腐らずにに踏ん張って頂きたく強く願います。

有難いことに京都に住む私たちは今の所、無事に日暮しをさせて頂いています、これ程に有難いことはありませんが甚大な被害を受けられた皆さんを思いますと、何ともやり切れぬ思いは拭えません。

自民党の総裁選挙の最中であることも災い致しているのでしょうか、1月の地震の被害の時よりも、行政の救済行動が緩慢なこともとても苛立ちます。

少しでも早く、多くの物資を届けて頂き、道路のインフラが一日も早く復旧致すことを願います。

やっと曼殊沙華の花が

8月の猛暑にも参りましたが、9月の頭の暑さは又、別格に堪えました。

ここ二日ほどは残暑からはそうは遠のいていませんが、何とか少しだけ「やれやれ」という日が続いていますね。

先ずは、涼やかな秋が訪れることを願いたいです。

玄関前の蓮華堂から近しくお付き合い頂いております水子供養にてご縁を頂いているご夫婦をお見掛け致しましたので、ご挨拶を致し立ち話を少し致しました。

勿論、話題はこの夏の猛暑からとなりましたが、霊源院の庭では昨年まででしたら、既に咲いているはずの「曼殊沙華」が未だ見ることが出来ませんので、奈良から何時もお越しですので、奈良は「曼殊沙華」は咲いていますかとお尋ねいたしました。

車で精華町を通りました時、曼殊沙華の群生を見たとのことでした。

やはり、奈良の方が一足先に秋が訪れているのかなと思う所でした。

それでも、その日の夕方に本堂の戸締りに参りまして、本堂東側の庭に目を遣りますと一本だけ曼殊沙華が咲いているではありませんか。

毎年当たり前に見ていた曼殊沙華が妙に愛おしい感じで目に焼き付きました。

「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉が空しくなる猛暑の連続、そして当たり前に咲いているはずの曼殊沙華も見ることが難しい今年の夏。

今年だけならば有難いのですが、どうでしょうか。

真剣に人類が一つになり「環境」に向き合わねばならぬ限界に近づいているのではないでしょうか。

9月も、もう終わりが直ぐそこです、10月がいかようになるかは心配ですが、時を止めることは出来ません。

災害を含め大きな厄難が来ないことを心から祈念致したいと思います。

お陰様で少しずつ

今年の夏のお施餓鬼にてお越しの皆さんへご報告致しましたが次男が6月から正式にお寺に戻り副住職として法務に向き合っています、本山のお勤めにも出仕致し、檀家さん、永代供養墓のご縁の皆様の法事、法要、葬儀式を含め皆様にお目に掛かる機会が増えました。

本人も僧侶としての自覚を持ち、様々な事、習字なども含め努力を致しております。

お陰様で皆様の優しい想いに支えられて少しずつ僧侶らしくなって来たように思います。

お寺の運営にも積極的に提言を致し、ご縁の皆様が喜んで下さるお寺造りへと前向きな日々を過ごしております。

まだまだ、始まったばかり、学ばねばならぬこと、覚えねばならぬことは山済みです。

失速せぬように私も見守って参りますが、どうか、皆様も見守り下さいます様、何卒、宜しくお願い申し上げます。合掌

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