代り映えを致さぬご挨拶になりますが、本当に今年一年も多くの皆様方にご縁を頂き、大変にお世話になりました。
心より感謝を申し上げたく存じます。
今年の年の初めには、今年はあれも致し、そしてこれも致そうと懲りもせずに願掛けを致しましたが、やはりほとんど実現出来ずに終わりそうです。
それでも、春先には念願でした客殿の北側の庭を新しく造り上げることが出来、想い描いていました庭に近づきました。
法事、法要にてお越しの皆さん、水子供養へお越しの皆さんがその折にお楽しみいただき、少しはほっとした心持になって下さっているように感じています。
又、お寺の行事の節にお知らせいたしてはおりますが、次男が11月には本山にて正式に霊源院の住職を将来引き継ぐことを正式に認め頂く「儀式」を無事に円成致しました。
現在は正式に「副住職」として、法事、法要、お参りを勤めさせて頂いております。
境内の掃除も今まで以上に勤め、皆さんがこの霊源院と縁を繋げて良かったと思って下さるようにと、積極的に新しいことにも取り組んでいるようです。
学び、覚えることはまだまだ山のようにありますが、今の気持をなくさぬように致し、日々の寺守りを継続致して参りますれば、必ずや皆様に御支持頂けるようになるのではと期待致しております。
何卒、未熟な点も目に着こうかとは思いますが、末永くお付き合いを頂戴出来ます様、宜しくお願い申し上げます。
そして、長男は今現在も良き会社にご縁を頂き、社会との関わりの中で、此方も一生懸命に勤めております。
引き続き、お勤めは続きますが、来年の春以降は本山の法要にも積極的に関わり、僧侶としての地平を固める意志を示してくれています。
隣の龍眠庵住職の金子は元気に致しておりますが、先は自身が金子の後には龍眠庵を守る意思をこれまた、固めているようです。
ご縁の皆様には折にふれて申し上げておりますが、霊源院、龍眠庵の区別なく、永代供養のお墓は勿論、ご縁を頂いている皆様のお墓とご先祖をお守り致し、お寺を盛り立て、皆さんの心の拠り所にしっかりとなれます様、お寺、ご本尊、お墓をお守り致して行く所存です。
直ぐに新しい歳を迎えることとなります、このことを年の初めの想いとして、新年から始まる一年を過ごして行きたく思います。
日々、幾つかのお叱りを頂くこともあります、反省も含め正す所は正して参りたく思っています。
どうか、お寺への意見も含め、前向きな良きご提案が御座いましたら、私だけでなく、息子たちにもご提案頂けましたら有難く存じます。
何はともあれ、今年の残りの日々は僅かとはなりましたが、先ずは体調を整え、寒さに負けず、皆様良き新年をお迎え致されますこと、心から祈念申し上げます。合掌