愈々、今年も押し迫って参りました。
毎年の事とは言え、やはり気ぜわしさは隠せません。
若い時ほどにぴりぴりは致しませんが、お寺の年末年始はなかなかにやることが多く大変です。
先ずは秋に楽しませて貰いました錦の紅葉、今度は落ち葉が一斉に落ちますので、毎日掃き掃除に追われます。
ここに来て随分と葉っぱが落ちきりつつありますので少しほっと致しています。
しかし、京都の底冷えは厳しく、軍手をはめて握る竹箒は辛い冷たさです。
そして、年末、年始、通常墓の皆さん、永代供養墓の皆さんがご先祖、大事な故人へお合い致しにお墓へお越しになります。
皆さんが気持ち良くお参り頂けますようにお墓の掃除は何時も以上に丁寧にさせて頂きます。
幸いな事にシルバー人材センターの皆さんが寒い時期にも関わらず、丁寧にお掃除下さいますので草引きも終わり綺麗なお墓の環境になりました。
今年一年の良きこと、悪き事共にご先祖、大事な故人へご報告にお越しください。
お墓の故人へ愚痴も含めてお語り頂き、心をすっきりさせて、来る年をお迎え下さい。
お墓の故人、ご先祖様は辛抱強くお聞き下さいます。
さて、昨日も関東から永代供養墓のご見学にお連れの奥さんを亡くされた、ご主人とお嬢さんがお越しくださいました。
石屋さんのご案内にてお墓の見学、お寺の本堂を含めた施設の見学を頂きました。
その後、霊源院客殿にて私もご一緒にお話し、質問等を頂きました。
今しばらく、ご検討とのことですが、是非、ご縁を頂きたいものです。
霊源院の永代供養墓、浄心壇、安養墓は何回もご紹介致しておりますが、墓石は撤去されることなく後継者のおられないお宅も安心致してご利用頂けるお墓です。
時代が求めたお墓との自負を持っており、安心の墓所をお探しの皆さんには是非、候補としてご見学頂きたく切に願っています。
霊源院ではお参りの方々に向けた設備の充実に力を入れています。
例えばご自由にお使いいただける、台所や客殿は好評です。
お墓参りのお帰りに、ご家族やお連れ同士でお上がり頂き、庭の景色を眺めながらお茶をお召し上がりいただき、時にはお弁当を取り寄せゆっくり頂くことが出来ます。
住職としましては、敷居が低く気楽にお付き合い頂けるお寺を目指しております。
まだまだ、改良の余地は御座いますが、少しずつでも前に進んで参る所存です。
年末、年始と忙しい時期とは存じますが、故人の終の住処、お墓をご検討頂いている皆さんは是非、ご見学にお越し頂きたく存じます。合掌