日曜日ということもあるかと思いますが、6件もの方が水子供養にお越しくださいました。
いつもになく過密なスケジュールになってしまいましたが、ご予約いただいた時間通りにお越しくださいまして有難うございました。
お一人でお越しの方、カップルでお越しの方、家族連れの方など、水子供養の法要をご依頼ただきました方々は様々です。
中には、昨年水子供養の法要をさせていただきましたが、さらに1年間のお参りを希望していただいた方もおられました。
また、水子さんの永代供養のご依頼もございました。
霊源院では、先に本堂で亡くなられた赤ちゃんの追善法要をさせていただいております。
本堂では千手観音様の前で、お焼香をしていただきます。
霊源院のホームページには、蓮華堂内部の写真を大きく出しておりますので、イメージの違いに戸惑う方もおられる様子です。
本堂での読経が終わりましたら、各家の小地蔵尊を納めていただくために蓮華堂に移動していただきます。
蓮華堂に移動をする際に、以前追善法要をさせていただいた方から「こんにちは」と声を掛けていただきましたが、檀家さんと変わらぬ思いでお参りの方に親しく挨拶をさせていただきました。
蓮華堂の扉を開けますと、ほとんどの方が明るい表情に変わりますが、今日お越しの方の中には「わぁー」と声を出される方もおられました。
蓮華堂では、読経をさせていただく中で、各家の小地蔵尊を奉納していただきます。
くぎかけ供養をご依頼いただきました方は、小地蔵尊を1年間安置しており、各自が自由にお参りをしていただいております。
お参りにお越しの際は、またお会いすることもあるかと思いますので、その時は声をかけてください。
時々、水子供養のお参りの方や、永代供養墓で新たなご縁をいただきました方より「何てお呼びしたらよいのですか?」と尋ねられることがあります。
「ご住職」「お坊さん」「和尚」、京都の方からは「おっさん(『お』を強めに発音:おしょうさんを早口で言う感じです)」と呼ばれることもあります。
私としましては、特にこだわりはありません。
ただ、「どのように読んでいただいても構いませんよ」では答えになっていないと思いますので、「おしょうさん」と呼んでいただければと思います。
永代供養墓を申込される際に一度お会いをさせていただきましたが、ご納骨の日を迎えてお施主さんとは久しぶりにお会いしました。
永代供養墓の場合は、ご見学いただいた時か、お申し込みをいただきました時に、お客様とお話をさせていただいておりますが、墓石が完成するまでは石屋さんとの打ち合わせが主になります。
お客様からの質問は、だいたい石屋さんが答えてくださいますので、私は出る幕がありません。
ご納骨当日は、本堂で読経をしてから、墓前に移動をしてご納骨させていただきます。
ご納骨が済みますと、ほとんどの方がほっとした表情をされますが、本日お越しのお宅は、ご親戚が多かったせいか、色々と気遣いをされているようでした。
ご帰宅後に、ゆっくりと休んでいただければと、案じておりました。
お墓参りでお越しの時には、「おしょうさん!」と声を掛けていただければと思います。
皆さんが親しく接してくださることは、とても嬉しいことです。合掌