永代供養墓のお申し込みがございました

2012.05.26

本日は永代供養墓のご見学に大阪からお越しくださいました

大阪にお住いのお客様より、永代供養墓の見学を希望されるとの電話をいただいておりました。

今回お越しになるお客様は、2回目の方です。

1回目は突然お越しになられて、たまたま寺におりましたので、私が説明をさせていただきました。

永代供養墓は、オフィス石太郎という石屋さんに、墓地での説明や受付などをしていただいております。

石屋さんの都合がつきましたので、墓地での説明をおまかせいたしました。

墓地の見学が済んで、応接間を使って説明や受付を石屋さんにお願いしましたが、お客様の質問には的確に返答をされていました。

お客様は、田舎のお墓より両親の遺骨を移すことを希望されています。

これを、改葬というのですが、改葬については、お墓に向かってお経をあげることくらいしか経験がございません。

具体的な手続きの話までは、自信をもってお答えできませんので、石屋さんにお任せをしています。

特に、改葬に必要な費用のことなどは石屋さんでないとわかりません。

お客様に何度も足を運んでいただくのは気の毒ですので、出来るだけ最初から石屋さんに説明をしていただくようにしています。

お客様と話をしている石屋さんの話を聞いていますと、こちらも色々と勉強になります。

どのお客様も最初はお互い初対面同士なのですが、石屋さんが間に入って良い感じに取り持っていただいております。

御布施について

お客様が気になるのは、やはり費用についとことだと思います。

特に御布施については、皆さんが悩みの種にされているような印象を持っております。

ご質問をいただきました時は、お坊さんは「お気持ちで・・・」と答えるのが普通だと思っていました。

「金額のことを言ってはならん(下品)」と師匠に教わった記憶がございます。

ある日、石屋さんから指摘をされたことがございました。

「お客様は、聞いて良いものか、ダメなことなのか、悩みに悩んだ挙句に勇気をもって質問をされているんですよ。それに対して、お気持ちで・・・では、お客様が可哀そうだと思いませんか?」

思わず「はっ」とさせられました。

以降は、お客様の話をよく聞いた上で、出来るだけガイドラインという前提で金額をお伝えするようにしています。

正直いいまして、金額をお伝えするには、私にも恥じるに似た抵抗がございました。

でも、お伝えをいたしますと、ほとんどの方が「こんなことをお尋ねするのは失礼かと思ったのですが、お聞きしてよかったです。」と安心をされました。

もしも分らないことがございましたら、遠慮なくお尋ねください。合掌

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