永代供養墓のご紹介でお世話になります、オフィス石太郎の柳田です。
以前に資料請求をいただきましたお客様より、見学予約の電話をいただきました。
奥様を亡くされて永代供養墓を検討していただいているとのことでした。
お客様の宗派は、臨済宗ではございませんでした。
ご自身は宗派にはあまりこだわりを持っておられず、お葬式の際も葬儀屋さんにお坊さんを紹介していただいたようでした。
一緒にお越しいただきましたお嬢様は、現在は関東の方にお住いとのことで、遠方遥々お越しいただきまして有難うございました。
まだ、お墓を探し始めたばかりで、これから色々と検討されるとのことでした。
説明をさせていただきましたが、交通アクセス、お寺の中の環境、お墓や供養の条件などは、とても気に入っていただけたように感じました。
本堂の中を説明させていただいた後に、ご住職と面談をしていただきました。
「東福寺という大きなお寺の中にお墓をもつのは、ちょっと気兼ねするような気がして・・・」と笑いながら仰って、思いがけないお父さんの言葉に少し戸惑ってしまいました。
今まで沢山のお客様をご案内させていただきましたが、永代供養墓の受付を始めた頃は、お父さんの仰ったような感想を時々お聞することがありました。
その頃の私は、全国的にも有名な東福寺というお寺の格式高さを強調していたように思います。
最近は東福寺の説明を全くせずに、霊源院さんのことだけを説明していましたので、久しぶりにお聞きした言葉でした。
想定外のお客様の言葉に、「東福寺は格式高いお寺ですけど、霊源院は格式高いと思っていただかなくても良いんです・・・」みたいな、何となく矛盾したことを説明している自分に笑けてしまいそうでした。
ご住職が「ご縁をいただいた際には気兼ねなくお付き合いいただければ・・・」と仰られて、その時は自然な流れで会話が進みました。
かねてよりご住職とは、お寺とご縁のある方々とは気さくに話をしていただける環境を目指しておりましたので、今回ご見学のお客様からは、あらためて気づかせていただきました。
会話の中の一瞬のことではありましたが、今後のヒントを教えていただけた気持ちになりました。
お嬢様の京都での思い出話をお聞きしたりと、楽しいご案内をさせていただき有難うございました。
有限会社オフィス石太郎
店長:柳田貴人
京都市南区西九条蔵王町11
電話 075-693-7345(10:30~18:00)
定休日:毎週火曜日・第2第4水曜日