馬酔木(あせび)の花、梅、椿。もうじき、百花繚乱です。

2013.03.12

蓮華堂(水子供養のお堂)わきのうらく椿(ピンク色)が満開です。

奇麗ですが毎日ぽと、ぽとと落ちます。

掃除は大変ですが、見上げる楽しみは何よりです。

春が近づき、少しウキウキの気分ですが。

東日本の方々のことを思いますと?

本当に皆さん、辛く、厳しい日々が続いておられると思います。

少しでも、早く普通の日常が戻りますように。

心より御祈念申し上げます。

ただ、禅語に(冷暖自知)という語があります。

禅宗の僧侶は何年かの間、専門道場(修業道場)にて修行をしないと寺へ戻れません。

道場では畑仕事、座禅、托鉢と様々なことをするなかで、僧侶としての自覚、自信を身につけていきます。

全てに自分が身を削る努力が求めれます。

難しいこと、簡単なこと、嬉しいこと、辛いことを暖かいものは温かい、冷たい物は冷たいと自分がそこに身を置き感じれるよう経験させられます。

人は温かい、冷たいを言葉で何回、丁寧に説明されても分からないからです。

東日本震災で被災された皆さんの血を吐くような辛さ、苦しみ、亡くなられた皆さんへの追慕の念。

これらは、それを味わった人しか分からないのかもしれません。

けれど、我々も何時そのようなことがという気持ちを忘れず、出来ることをして行かなくてはと考えます。

どうか元気を出して頂けますように。合掌

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