まだ結構寒いのですが、昨日自転車で鴨川へ行ってきました。
京阪七条辺りのしだれ桜が少し咲いていました。
夕方でしたので、もうひとつです。
温かい日を選び又、行きます。
桜が大好きなので、暫くは楽しみです。
ただ、奇麗、奇麗と言っている間にたちまち日は過ぎ、花の楽しみも終わってしまいます、はかないと言えばそうです。
さて、水子供養、永代墓の皆さんもご覧になった方がおられると思いますが、レ・ミゼラブルという映画が流行ったようです。ああ、無情。という言葉を聞くのも久しぶりです。
同じ、むじょうという語でも、仏教では無常という語、言葉を大事にしています。
意味は字の通り常なるものは無し。
変化しないもの、そこに留まるものは一つもない。
という意味です。
鴨長明の行く川の流れは絶えずして、留まらざる。
と一緒です。
はかなさを語るのではなく、常なるものはないのだから、永遠の若さ、健康、生、財、その他我々が欲するものはないのだから、今、此処、あなた、私を大事に生きなさいという教えです。
とかく、我々は幸せは長く続き、不幸せは早く去れと願いますがそれも否定されます。
幸いも不幸もずっとは続かないよということかと思います。
どうか、水子供養にて蓮華堂(水子供養のお堂)へお参りの皆さん、永代墓へお参りの皆さん、頭の隅に置いてもらえればと思います。
私もそれを忘れずに今年の桜を楽しまさせていただきます。合掌