過日、時間が空いたので自転車にて15分程の銭湯へ。
此処は、多くの種類の湯船が有り、而も、広くゆったりできるので結構使わせて頂いてます。
脱衣場へ入りますと、お風呂上がりでしょうか?
体の半分が御不自由そうな方の身体の拭けない部分をおそらく他人の方とは思いますが、若い方が濡れた処を拭いて差し上げてました。
拭いて頂いておられる方が盛んに感謝の言葉を言っておられました。
偉いなと横目で見て湯船へ。
カラスの行水、20分程湯につかり上がり脱衣場へ戻ると、先ほどの方が今度は服のボタンを御自身にて一生懸命に片手にて止めておられました。
お手伝いの声を掛けるべきか、どうか、迷いましたが、思い切って掛けますと、丁寧に大丈夫ですとの返事。
が、感謝の言葉を頂きました。
病は誰の元へも来ます。
病に限らず手助けが欲しい事態も又、どなたにも来ます。
私もともすれば自分は大丈夫などと錯覚します。
情け、親切は自分の身に帰るのだということを忘れずにできる限り人には親切をと改めて思いました。
水子供養におこしの若い方々もどうぞ、考えてみてください。
ただ、私も最近は失敗が多く、僧侶としての未熟さを身にしみる出来事が有りました。
先ずはそちらからかなとも思います。合掌