秋の紅葉の時期が終わり静かな東福寺となりました。
それと共に本格的な冬の寒さがやって来ました。
当院は東山の裾に位置しております。
その為か京都の底冷えに加えて更に寒さを感じます。
お参り、法事等にて大阪、その他の他府県へお邪魔しますと、此処の寒さを身を以て知らされます。
ここに限らず、暑さ、寒さ、雪、そこに住む人たちしか解らない環境があるのですね。
でも、皆さんそこで環境と折り合いをつけながら日暮をなされているのだと思います。
ご縁と言えば、人と人との出会いなのですが、環境も又、御縁なのですね。
文句を言いながらもそこに馴染みを持ち生きていくのだと思います。
そうは言うても、寒いです。
特に今は夜の鐘つきの役が当たっておりますのでその寒さは一層です。
でも、本日の冷たい雨にも関わらず、水子供養、蓮華堂(水子供養のお堂)のお参り、お墓参りに少なからぬ皆さんがお越しです。
有難く、嬉しいことです。
本年もあと少し、何かと気忙しく、ばたばた致します。
しかし、こういう時こそ、下っ腹に気を置き、地に足を付けて暮さねばなりません。
事故の無きよう、病を得ぬよう。
皆さん十分にご留意頂き、年末、年始をお迎え下さい。合掌