今回も大学生の方からいただいた記事を紹介させていただきます。
子供や後継者のいない夫婦の中には、永代供養墓について気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
永代供養墓とは一体どのようなものなのでしょうか。
この記事では、永代供養墓についての説明と種類について紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
まずは、永代供養墓についての説明をします。
永代供養墓とは、何かしらの理由があってお墓の管理ができない遺族に代わって、墓地の管理者がお墓の管理と故人の供養を行ってくれるお墓のことを指します。
最近では、少子化などの影響を受けてお墓を管理する後継者の不在が大きな問題となっています。
お墓を管理する人がいないということは、そのお墓にお参りしたり掃除したりする人もいなくなるということです。
このような理由から、近年は日本各地で放置されたお墓が急増しています。
このように、残された遺族だけではお墓を管理できないと判断した方々から選ばれているのが、永代供養墓です。
次は、子供がいなくても安心できる永代供養墓の種類について紹介します。
1つ目は、樹木葬です。
樹木葬の特徴は、墓石の代わりに樹木や花壇などが使われていることです。
自然豊かな環境が好きな方や、他界した後に土に還りたいと希望される方によく選ばれています。
樹木葬を選ぶ場合は、山の中にある「里山型」と町の中にある「都市型」の2種類から自分が好きな方を選べるので、ニーズに合わせて選ぶようにしましょう。
2つ目は、室内に設けられた納骨堂です。
納骨堂の特徴は、アクセスしやすい場所に施設が設けられている場合が多いことです。
そのため、頻繁にお墓参りをしたい方には非常におすすめです。
納骨堂を選ぶ場合は「ロッカー型」と「自動搬送式」、「仏壇型」の中から自分のニーズに合うタイプを選べます。
それぞれで兼ね備える特徴が大きく異なるので、よく見比べて選ぶようにしましょう。
3つ目は、墓地などに建つ合祀墓です。
合祀墓の特徴は、他の方の遺骨と一緒に埋葬することです。
自分で保管するお墓がなくても問題ない方や、遺骨の改装先にお困りの方などにはぴったりのタイプです。
ただし、納骨後は遺骨を取り出すことはできないので、注意しましょう。
4つ目は、個別に納骨する永代供養墓です。
永代供養墓の特徴は、個別に建つお墓を夫婦や家族でご使用いただけることです。
本来は、墓石タイプのお墓を永代供養墓と呼びましたが、最近では樹木葬や合祀墓も永代供養墓という表記で募集をしています。
小型のシンプルな形状のお墓や、従来からあるお墓の形をしたものなど、様々なタイプがございます。
使用期限に制限のない永代管理のお墓は、先々の維持費が不要で墓石撤去の心配がありません。
使用期限のあるお墓は、期間満了後に墓地管理者が墓石の撤去を行いますので「墓じまい」の心配がありません。
この記事では、永代供養墓についての説明と子供がいなくても入れる永代供養墓の種類について紹介しました。
お子様をお持ちでなくて永代供養について気になっている方は、今回紹介した内容を参考にしてみてください。
ご質問等ございましたら、当院までお気軽にお問い合わせください。