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今回も大学生の方からいただきましたコラムを紹介させていただきます。
30歳代未満の若い方に向けて書かれたコラムです。
ご年配の方は承知されている内容だと思いますが、よろしければご覧ください。
若い方々の中には
「実家で先祖供養をする方法について知りたい」
「先祖供養を行う意味について知りたい」
このようにお考えの方がいらっしゃると思います。
先祖供養とは、一体どのような目的をもって行うものなのでしょうか。
この記事では、実家で先祖供養をする方法や先祖供養をする意味について紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
まずは、実家で先祖供養をする方法について紹介します。
1つ目は、お仏壇に手を合わせるという方法です。
実家に帰られたら、まずはお仏壇に手を合わせてください。
ご先祖様の供養をしていただくことは、とても大切なことです。
また、手を合わせている姿を見たご両親も喜ばれることだと思います。
先祖供養は親孝行でもあります。
最近では小さいサイズの仏壇や家具調仏壇など、正座をせずにお参りできる仏壇が増えました。
また、お線香の煙を嫌うご家庭もあるようです。
あまり形式にとらわれずに、まずは感謝の気持ちで手を合わせることが大切です。
お参りの仕方がわからない時は、ご両親に尋ねてください。
2つ目は、遺影に手を合わせるという方法です。
最近ではお仏壇を持たれないご家庭もあるようです。
仏壇ではなく遺影に対して手を合わせて冥福を祈ることも立派な供養となります。
「先祖を思う」という行為自体が大切なので、形式にこだわりすぎる必要性はありません。
実家にお仏壇の無い方は、工夫をしたご先祖様の供養をしてください。
3つ目は、お墓参りのすすめです。
実家の近くにお墓の無い方は、度々のお墓参りは難しいと思います。
お墓参りに行く時期に明確な決まりはありません。
ご自身の気分がすぐれない時に、黙々とお墓の掃除をしたり夢中で墓地の草引きをしたりした後に、キレイになったお墓に向かって手を合わせますと気持ちも晴れます。
お仏壇へのお参りや、お墓参りをされる中で、自分に合う方法を見つけましょう。
手元供養とは遺骨の一部を容器に入れて自宅で保管する供養方法です。
ご先祖様の遺骨を手元供養されている方は皆無だと思います。
お仏壇やお墓を持たずに、亡くなられた家族の遺骨を手元供養されている方もおられますので、紹介させていただきます。
お参りの方法は、お仏壇やお墓同様に手を合わせていただきましたら大丈夫です。
もしも容器にホコリがついている場合は、ハケやティシュなどでホコリを落としてからお参りしてください。
次は、先祖供養をする意味について紹介します。
先祖供養には、すでに他界した先祖が安らかに眠れるように現在を生きる者たちが祈りを捧げる行為です。
仏教においては、この行為を行うことによって残された人間たちに徳が返ってくると言われています。
実際に「お墓参りをすれば運気が上がる」という風に、先祖供養に不思議な効果を感じている方もいらっしゃいます。
このように、先祖供養とは先祖の冥福を祈るだけではなく、その行為を通じて自分たちの徳を積む行為でもあるのです。
この記事では、実家で先祖供養をする方法や先祖供養をする意味について紹介しました。
仏教においては、先祖供養を行えば、その善行によって自分たちに徳が返ってくるとされています。
徳を積んで運気を上げるためにも、先祖供養をするようにしましょう。
ご質問等ございましたら、当院までお気軽にお問い合わせください。